実はアロマも猫には危険!食べ物・植物以外で毒になるもの

2
スポンサードリンク

意外と知らないだけで猫にとって有害となるものは、人間の日常生活の中に多く紛れています。

上記の記事では、猫にあげると危険な”食べ物”、”飲み物”、”植物”についてご紹介しましたが、食物・植物以外で気を付けなくてはいけない危険物のひとつにアロマオイルが挙げられます。

今回は、意外と知らない人も多いかも!猫にとって危険な毒となる「アロマ」について、ご紹介したいと思います。

[Photo by Cinnamon Vogue]

1.猫にアロマは危険!

人間の日常生活の中でアロマは癒しの空間を作り出してくれるもの。リラックス効果もあって、アロマオイルを使っている家庭も増えているのではないでしょうか。

しかし、猫を飼っている家庭は要注意!アロマは猫の健康や生活に大きな影響を与えることになるのです。

アロマの精油を舐めたら死に至る・・・

アロマテラピーに使われるアロマの精油は、特定の植物から抽出された純度100%のもの。1ミリリットルの精油をつくるのに、100~1,000倍の質量の植物が使われているので、アロマの精油はとても高価なものとも言われていますね。

100%天然植物由来の精油ですが、極度に濃縮されています。猫は身体のつくりの問題上、この精油を舐めてしまうと人間や犬以上に死亡のリスクが高いのです。(もちろん人間や犬でも誤って飲み込んでしまうと非常に危険です。)

アロマの香りで肝臓の病気に・・・

アロマの精油を飲み込まなかったとしても、猫のいる部屋で毎日アロマを炊いていると肝臓の病気にかかりやすくなります。血液検査で、アロマを炊いた部屋で生活していた猫の肝臓の値が極度に高かったという例も多々報告されています。

2.猫にアロマの精油が危険な理由

では、何故アロマの精油が、こんなにも猫にとって危険なのでしょうか。その理由は、猫の身体のつくりにありました。

肝臓の重要な解毒機構「グルクロン酸抱合」ができない

「解毒」は、肝臓の重要な働きのひとつ。肝臓は体に有害な物質を無害な物質に変える機能を果たしています。

しかし、猫の肝臓には解毒機構のひとつである「グルクロン酸抱合」がありません。そのため、本来「グルクロン酸抱合」で分解されるはずの精油の一部の成分が体内に残ってしまい、悪影響を与えてしまうのです。

猫は人間や犬と違い、完全な肉食動物。植物をあまり摂取しない肉食動物は、肉食に合った肝機能が残り、使わない「グルクロン酸抱合」は不必要なものとして退化してしまったのですね。

植物の有機化合物が何倍にも濃縮されている精油

間違えて食べちゃったらとても危険!猫に毒となる植物まとめ』の記事でもご紹介した通り、多くの種類の植物が猫にとって命に関わる危険性があると言われています。

代表的な「ユリ科」の植物を始め、私たちの生活でも馴染みのある「バラ科」や「ナス科」の植物(主に芽や葉)も猫にとっては死に至らしめるほどの毒。

そして精油には、そんな植物の有機化合物が何倍にも濃縮されているので、少しの量でも中毒を起こしやすいのです。

また、精油の毒性には蓄積性があるので、毎日アロマを炊いていると少しずつ猫の体内に蓄積され、ある日突然病気になってしまうこともじゅうぶん考えられます。

3.猫にとって危険な芳香成分

では、いったいアロマ精油のどの芳香成分が特に猫に危険性があるのでしょうか。代表的なものを見ていきましょう。

フェノール類

  • ペパーミント・シナモン・ユーカリ・ティーツリー・オレガノなど

ケトン類

  • 柑橘系(レモン、オレンジ、グレープフルーツetc..)・松の油・ラベンダー・シトロネラ・カモミール・ローズマリーなど

神経毒性がある物質が多いのが特徴。ケトンを8%以上含む精油は皮膚に直接付けると危険です。

モノテルペン酸化水素物(「ピネン」&「リモネン」)

  • シトラス系(レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、ベルガモットetc..)の精油・パインの精油

最も有害作用を引き起こし、猫が過敏に反応します。基本的に、猫は柑橘系の香りを嫌いますね。

 

猫のトイレの消臭用に精油を垂らしてみたり、精油含有のノミとり製品などで中毒を起こす例があります。アロマの精油関係は、使用方法に関わらず要注意ですよ!

4.気になるペット臭対策

では、ニオイが気になる人はどうやってどう対策したらいいのでしょう。

おすすめはできませんが、どうしてもアロマを炊きたいなら、専用の部屋を決めておいてそこに猫を近づけないという方法もあります。ただ、イタズラ好きの猫だと中に入ってしまう可能性もありますよね。

また、お香が好きで炊いている家庭もあるかもしれませんが、お香にも製造過程でアロマの精油が含まれているものがあります。アロマオイルに比べて、お香での中毒はあまり聞いたことがないですが、猫の近くでは炊かないように注意しましょう。

いずれにせよ、猫は強い香りを嫌うので、換気をしっかりとして猫のいる部屋に強い香りが残らないようにするのが大切です。玄関などの限られたスペースで行うなど工夫しましょう。

 

香り付けではなく、しっかりとした消臭で対策するのもおすすめ。ペット用の消臭剤を上手く使って、家の中を清潔に保ちましょう。

71iAJjJB13L._SL1332_
[出典:http://www.amazon.co.jp/dp/B000FU77UG]

まとめ

以上、猫にとって危険な毒となる「アロマ」について、ご紹介しました。

☑特定の植物から抽出された純度100%のアロマの精油は猫が舐めると死に至るほど危険!

☑精油は猫の肝臓で「グルクロン酸抱合」できず、身体に悪影響を与える

☑猫は柑橘系の香りが嫌い。モノテルペン酸化水素物を含むシトラス系の精油は特に危険!

☑(猫のトイレなどの)ニオイ対策は、ペット用消臭剤で!室内はしっかりと換気をしてニオイが残らないようにしましょう。

人にはリラックス効果のあるアロマなので、良かれと思ってお部屋で炊いていても、猫にとっては余計なお世話を通り越して命の危険にさらされる結果に。知識としてしっかり身に付け、猫にとって安心できる空間をつくりましょうね。

スポンサードリンク
2

キャットフード選びに迷ったら?

 

Q1. どのキャットフードが良いか迷った時は?

管理人イチオシのキャットフードです。
手っ取り早く良いキャットフードが知りたい方はこちら。

 

Q2. 愛猫に合うキャットフードを詳しく知りたい時は?

ジャンル別のおすすめキャットフード。
愛猫に合ったフードを詳しく知りたい方はこちら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です