※本サイトはプロモーションが含まれています。詳しくはこちらをクリック
キャットフードの知識

キャットフードってどうやってできるの?気になる製造方法

大好きな愛猫のご飯。今やたくさんの種類があるキャットフードですが、工場でどのように製造されているんだろう?素朴な疑問ですよね。

今回は、キャットフードはこうやってできている!市販のフードの製造方法と、手作りご飯を作る際のポイントも一緒に簡単にまとめてご紹介したいと思います。

[Photo by mrdorkesq]

自信をもっておすすめできるキャットフードBest3

1位 モグニャンキャットフード2位 カナガンキャットフード3位 ジャガーキャットフード
①93%の獣医師が推奨
②「100円モニター」で100g試せる
③定期コース最大20%OFF
①香料・着色料不使用!
②グレインフリーで消化にやさしい
③定期コース最大20%OFF
①安心のヒューマングレード
②獣医師が推奨
③定期コース最大20%OFF
公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら

1.ドライフードの製造方法

まず最初に総合栄養食(主食)となるドライフードの製造方法について。製造工程を見てみましょう。

A. 原材料を(粉砕して)全て混ぜ合わせる

原材料を混ぜ合わせてフードの生地を作ります。パウダー状にする材料もあります。

B. 押出成形

蒸気により100℃まで加熱された生地を、押出成形機で120~160℃でさらに加熱、加圧します。押出成形機の出口から出るとすぐに均等な大きさに切られていきます。

※激しい加熱によって、この段階でいくつかの栄養素が失われてしまいます。

C. 乾燥

オーブンなどで乾燥させます。ここで常温保存が可能なドライフードの基礎が出来上がります。

※ここでも激しい加熱によって、いくつかの栄養素が失われます。

D. 冷却

ドライフードを冷まします。

上でも説明したように、激しい加熱によってどうしても栄養素が製造過程において失われてしまうのが事実。そのため、フードを冷ます時、もしくは冷ます前にビタミン・ミネラル・タウリンなどの必須栄養素をサプリメントで添加します。

E. 袋詰め

自動計量機により、規定量のドライフードが袋詰めされ、密閉されます。

2.ウェットフードの製造方法

次に、ウェットフードの缶詰の製造方法です。基本的な製造工程は、人間が食べる缶詰とほぼ同じです。

A. 原材料の前処理

キレイに洗浄して、頭や内臓を取り除きます。魚肉は100℃で蒸し煮した後に、皮や中骨を取り除きます。

B. 原材料を混ぜ合わせ、缶詰に入れる

原材料を混ぜ合わせます。材料によっては粉砕して細かくしてから混ぜます。混ぜ合わさったものはひとつひとつ量が計算されて自動で缶に詰められます。

C. 脱気 ⇒ 密封

密封する前に缶内の空気を抜きます。これにより、味や香り、栄養素の変化を防ぎます。脱気後、しっかりと密封し空気・水・バクテリアの侵入を防ぎます。

D. 殺菌 ⇒ 冷却

密封した缶詰を加熱殺菌し、殺菌後は品質保持のためすぐに水で冷却されます。

3.猫ご飯を手作りする

ここまで、簡単にキャットフードの製造についてご紹介してきました。

総合栄養食であるドライフードは、必要な栄養素がすべてまかなえるといっても実はビタミンやミネラルは合成サプリメントで補われているのですね。もちろん、だからといって悪いわけではなく、これで実際に猫が健康に育っていると実証されているので問題はありません。

とは言っても、やはり加工食品だけあって保存料や添加物などは避けられないですよね。出来る限り、新鮮な食材からできた栄養バランスの良い食事をあげたいなら、手作りご飯という方法もあります。

ただし、手作りご飯で健康に育ってもらうためには、猫に必要な栄養素をしっかりと理解する必要があります。

猫ご飯の基本

動物性タンパク質がメイン
猫に必須の栄養素であるタウリンは動物性タンパク質にのみ含まれます。魚や肉をメインにしっかりと食べさせましょう。(タウリン不足は失明や心筋症の原因に!)

水分をたっぷりと含んでいる

肉類(精肉+内蔵)の割合は食材全体の50~80%くらい

野菜と穀類はその残りを等分したくらい
猫は緑黄色野菜に含まれるβカロテンをビタミンAに変えることができないので注意。ビタミンAは主にレバー(肝臓)に含まれています。

猫は炭水化物消化力が低い
米や芋は無理して食べさせなくても良い。

魚類・貝類・甲殻類は必ず加熱してから食べさせる

人間の食事に使う調味料は絶対に使わない!
塩分・糖分・油分の摂り過ぎです!

 

野生の猫の食事の基本は、食材を丸ごと食べること。動物の一部分を食べるのではなく、全ての部分をまんべんなく食べることで栄養をバランスよく摂取できます。(一部の切り身だけではなく内臓まで)

また、猫は元々魚を食べてきた生き物ではありません。基本は肉。完全肉食動物だということをしっかりと覚えておきましょう。

まとめ

以上、市販のフードの製造方法と、手作りご飯を作る際のポイントをまとめてご紹介しました。

それぞれドライフードも、ウェットフードも猫に必要な栄養素を詰め込むと同時に、殺菌や日持ち、保存しやすさなどを考え試行錯誤しながらここまで作られてきたのですね。

どの工程も、安全で適切なキャットフードを作る上で欠かせないことなのです。

また、加工食品ではなく手作りご飯を食べさせたい場合は、猫の食事のルールをしっかり守って、栄養バランスのとれた美味しいご飯を作りましょう。

是非、キャットフードの豆知識として、参考にしてみて下さい!

おすすめフードはこちら!
こんな記事もおすすめ
キャットフードの知識

猫のプレミアムフードとは?安価なフードとの違いや特徴・商品の例も紹介

2022年1月18日
キャットフードの達人
キャットフードを探していると、見慣れない言葉がたくさん出てきて、混乱してしまう方も多いのではないしょうか。 「プレミアムフード」も、具体的 …
キャットフードの知識

ディハイドレイテッドチキンは低温で脱水した鶏肉!生肉・乾燥肉との違いは?

2022年1月19日
キャットフードの達人
キャットフードに見慣れない原材料が書いてあると、「安全かな?」と心配になりますよね。 ディハイドレイテッドチキンは、時間をかけて脱水した鶏 …