猫は1歳になると子猫から成猫になり、体の変化に伴い、子猫用のフードから成猫用(アダルト用)のフードに切り替えていく必要があります。
中には子猫からシニアまで全年齢共通して使えるものもあり、猫ちゃんが気に入ってくれればフードの切り替えの必要もなく(給餌量を変えるだけ)、栄養価もたっぷりでおすすめです。
ということで今回は、1歳から6歳までの成猫用におすすめのキャットフードのランキングと、選び方のポイントをご紹介したいと思います。
1~6歳の成猫におすすめのキャットフードランキング
- 新鮮な肉 or 魚が主原料
- 無添加
- 低炭水化物
この3つのポイントに「価格」や「みんなの評判」も考慮したおすすめキャットフードをランキングしました。
第1位:モグニャン
評価 | Sランク |
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価格 | ¥3,960 |
量 | 1.5kg |
カロリー(100gあたり) | 約374kcal |
メイン食材 | 白身魚(スケトウダラ) |
生産国 | イギリス |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 未使用(グレインフリー) |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より18ヶ月 |
白身魚のスケトウダラをメインにたっぷり使用。白身魚の割合が63%ととっても贅沢で、成猫の健康維持にピッタリのフードで、子猫からシニアまで全年齢に対応しているフードでもあります。
魚の中でも白身魚は赤ちゃんの離乳食としても使えるくらい、安全で質も良いと評判。低脂肪で高タンパクな白身魚は非常に消化吸収に優れており、肉に比べて低アレルギーです。
さらにグレインフリーの穀物不使用でさらなるアレルギー対策。魚が好きな猫ちゃんはもちろん、アレルギー体質の猫ちゃんでも安心して食べさせられます。
サーモンのさらに上をいくアレルギー対策!安全性バツグンの白身魚メインスーパーフードが堂々のおすすめ1位です。
第2位:カナガン
評価 | Sランク |
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価格 | ¥3,960 |
量 | 1.5kg |
カロリー(100gあたり) | 約390kcal |
メイン食材 | 乾燥チキン |
生産国 | イギリス |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 未使用(グレインフリー) |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より18ヶ月 |
「100%無添加・お肉たっぷり・グレインフリー」と三拍子揃ったキャットフード。原材料の60%以上に鶏肉(チキン)を使用し、栄養価たっぷり・食いつきの良さもバツグンです。
穀物を一切使用していないので(グレインフリー)、アレルギーの心配なく、全ての猫ちゃんに安心して食べさせることができます。
『カナガン』は、年齢・活動量・代謝・住環境などに応じて、適切な給与量を調節することで成猫はもちろん、子猫の時からシニアまで一生をかけて付き合えるキャットフード。
子猫の時から食べている猫ちゃんにとっては、成猫へのフードの切り替えが不要なのが嬉しいポイントですね。
第3位:ファインペッツ
評価 | Sランク |
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価格 | ¥3,429 ※初回お試し¥1,080 |
量 | 1.5kg |
カロリー(100gあたり) | 約427.2kcal |
メイン食材 | アヒル肉&ニシン |
生産国 | オランダ |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 全粒米のみ |
賞味期限 | パッケージ裏に記載 |
こちらも給餌量を調節することで全ての猫種、年齢に合わせることができる『ファインペッツ』。
新鮮なアヒル肉とニシンを主原料に使った、安心・安全・無添加のヒューマングレードキャットフード。より低アレルゲンでカロリーも抑えたアヒル肉とニシンがメインのユニークなフードです。
グレインフリーではないものの、穀類は栄養価の高い全粒米のみを使用し、アレルギーを引き起こしやすいといわれる小麦やトウモロコシは一切使用していません。
初回は¥1,080(税込/1.5kg)でお試しができるのも嬉しいポイント。コスパもバツグンのおすすめキャットフードです。
第4位:シンプリー
評価 | Sランク |
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価格 | ¥3,960 |
量 | 1.5kg |
カロリー(100gあたり) | 約380kcal |
メイン食材 | 骨抜き生サーモン |
生産国 | イギリス |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 未使用(グレインフリー) |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より18ヶ月 |
サーモンのタンパクをたっぷり摂取できるお魚メインのプレミアムフード。全年齢の猫ちゃんに安心して食べさせられる高タンパク・低炭水化物設計のフードです。
猫の体内で上手く消化できない穀類は一切使用していないので(グレインフリー)、穀物アレルギーの猫ちゃんも安心。サーモンを使用しているので獣肉アレルギーにも配慮しています。
特にサーモンに豊富に含まれている「DHA」こと「ドコサヘキサエン酸」は血液をサラサラにする効果があり、毛づやや皮膚トラブルにも効果的です。
第5位:ジャガー
評価 | Aランク |
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価格 | ¥4,280 |
量 | 1.5kg |
カロリー(100gあたり) | 約384kcal |
メイン食材 | チキン |
生産国 | イギリス |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 未使用(グレインフリー) |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より12ヶ月 |
新鮮なお肉や野菜がたっぷり使われているプレミアムキャットフード『ジャガー』。スーパーフードが配合されていて、人間から見ても贅沢なご飯ですね。
主原料はチキンですが、鴨肉やサーモンといった異なるタンパク質を配合しており、動物性タンパク源が原材料の80%を占める高タンパクフードです。
かなりの高タンパクなので腎臓が弱い猫ちゃんには向きませんが、食いつきが非常に良いと評判なので、食欲不振の猫ちゃんや体調を崩しがちな猫ちゃんに試して欲しいフードですね。
お値段はちょっと高めですが、食いつきがよければ、ローテーションの1つやご褒美としてもおすすめできます。
1~6歳の成猫のキャットフードを選ぶときのポイント
1~6歳の成猫用のキャットフードを選ぶときのポイントは以下の3つです。
新鮮な肉or魚が主原料のものを選ぶ
人間や犬は雑食ですが、猫は完全肉食動物です。そのため、猫の健康維持に最も重要なのは動物性のタンパク源。つまり肉や魚なのです。
動物性食材にのみ含まれるタウリンという栄養素が猫の健康維持に必須で、タウリンが不足すると失明や心筋症を引き起こす可能性があります。
また、格安のキャットフードに使われている肉は低品質だったり、粗悪なものの危険性も。新鮮な肉・魚を使っていると公式サイトでしっかり明記しているものを選びましょう。
無添加のものを選ぶ
猫のからだに危険な添加物が含まれていないキャットフードを選ぶことは、猫の健康状態をキープできるかどうかに大きく影響します。
特に、BHAやBHTなどの発がん性のある危険な酸化防止剤が使用されている(もしくはその可能性がある)、猫に不要・有害な着色料が使われているキャットフードは極力避けるようにしましょう。
穀物が主原料のものを避け、低炭水化物設計のものを選ぶ
安価なキャットフードにありがちなのが、穀類が主原料のもの。穀類は猫の体内で消化しづらい上、アレルギー発症の危険性が高い(特にトウモロコシや小麦)とされています。
また、米や小麦といったイネ科の穀類には炭水化物が多く含まれていますが、完全肉食動物の猫にとって炭水化物の重要性は低く、糖尿病のリスクなども影響する可能性があります。穀類はなるべく割合が低いもの、あるいはグレインフリー(穀物不使用)のフードがおすすめです。
キャットフードの基本中の基本ではありますが、どんなに安くて有名でも主原料が穀類のものはNGです。新鮮な肉や魚といった動物性タンパク源がメインのものを選びましょう。