猫ちゃんにありがちなトラブルといえば便秘。上手く便が出せずに苦しい思いをして、病気になってしまうこともあります。
今回は、猫の便秘改善に効果のあるキャットフードについて。選び方のポイントとおすすめのキャットフードをランキング形式でご紹介したいと思います。
猫が便秘になる原因は?
猫は便秘になりやすい生き物といわれています。また、一言に”便秘”といっても症状や原因は様々。まずは、どんなことが原因で愛猫が便秘気味になってしまったのかを考えてみましょう。
考えられる原因
- ストレス
- トイレが汚い
- 高齢による消化器官の低下
- 運動不足
- 毛玉が詰まっている
- 誤飲
- 偏食や水分摂取不足
- 繊維質が多すぎる/少なすぎるフードを食べている
- 病気
上記以外にも、様々な問題が考えられます。今一度、愛猫の生活習慣を見直してみましょう。
便秘の時に見られる症状
気付いていないだけであなたの愛猫も便秘気味かもしれません。
- 何度もトイレに行く(出したいけど出せない感じ)
- うんちが固くてコロコロ。少ししか出ない
- トイレに行かない⇒食欲不振
- 吐き気や膨満感で食べ物を吐き出す⇒脱水症状
- お腹を触られるのを嫌がる
このようなサインには要注意です。
便秘気味になってきた愛猫のためにできる、日常生活でのサポートといえばやはり”食事”。便秘改善に効果のある良質なキャットフードに変えて様子をみてみましょう。
便秘改善におすすめのキャットフードランキング
- 消化吸収に良い
- 食物繊維豊富(穀物・ビートパルプは避ける)
- お腹に良い成分配合
この3つのポイントを考慮した上で、おすすめのキャットフードをランキングにしました。
第5位:フィーラインナチュラル
- ランク:Bランク
- 1日あたりのコスパ:¥359
チキンとラムがメインで、穀物不使用(グレインフリー)。人間が食べられる食材のみを使ったヒューマングレードの「フィーラインナチュラル」。
こちらのユニークな特徴は、水やぬるま湯でふやかすタイプの給与方法。水をあまり飲まず、水分摂取不足になりがちな猫ちゃんや、既に食欲不振の猫ちゃんに食べやすいフードです。
栄養たっぷりな上、同時に水分も摂れておすすめですが、お値段がかなり高いので体調回復食として活用してみてはいかがでしょうか。
第4位:アーテミス オソピュア サーモン&ガルバンゾー
評価 | Aランク |
価格 | 4,536円※公式サイト参考 |
量 | 2,3kg |
カロリー(100gあたり) | 約381.5kcal |
メイン食材 | フレッシュサーモン |
生産国 | アメリカ |
酸化防止剤 | 混合トコフェロール(ビタミンE) |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 未使用 |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より12ヶ月 |
消化吸収に優れたサーモンメインで、消化に悪いイネ科の穀類を一切含まないグレインフリーのキャットフード「アーテミス オソピュア サーモン&ガルバンゾー」。
特に、商品名にも入っているガルバンゾー(ひよこ豆)は、食物繊維としてはもちろん、タンパク質・ビタミン・ミネラルと幅広く栄養をカバーしてくれています。
穀物アレルギー持ちで、便秘気味の猫ちゃんにも安心してあげられるおすすめフードです。
第3位:シンプリー
評価 | Sランク |
価格 | ¥3,960 |
量 | 1.5kg |
カロリー(100gあたり) | 約380kcal |
メイン食材 | 骨抜き生サーモン |
生産国 | イギリス |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 未使用(グレインフリー) |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より18ヶ月 |
サーモンメインの良質フードといえば「シンプリー」。
主原料には、アレルギーの心配が少なく消化吸収に優れたサーモンを使用。「高タンパク・低炭水化物」の猫のからだに理想的なバランスを実現しています。
食物繊維が豊富で、便の排泄をスムーズに促すオリゴ糖やオーツ麦などを含み、お腹にも優しいフードです。
第2位:カナガン
評価 | Sランク |
価格 | ¥3,960 |
量 | 1.5kg |
カロリー(100gあたり) | 約390kcal |
メイン食材 | 乾燥チキン |
生産国 | イギリス |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 未使用(グレインフリー) |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より18ヶ月 |
便の調子がバツグンに良くなったという口コミ多数。「カナガン」は“お肉たっぷり・穀物不使用・100%無添加”と3拍子がそろった最高級のプレミアムキャットフードです。
猫の健康維持に最も重要なお肉の配合率は60%以上。
猫の体内で消化しづらいイネ科の穀物は一切使わず(グレインフリー)、代わりに消化・腹持ち共によく、抗酸化作用に優れ、食物繊維を豊富に含むサツマイモを使用しています。
良質なフードを毎日の食事にすることで便秘解消、健康な便が続くことが期待できます。
第1位:モグニャン
評価 | Sランク |
価格 | ¥3,960 |
量 | 1.5kg |
カロリー(100gあたり) | 約374kcal |
メイン食材 | 白身魚(スケトウダラ) |
生産国 | イギリス |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 未使用(グレインフリー) |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より18ヶ月 |
白身魚のスケトウダラをメインにたっぷり使った魚メインのスーパーフード。
魚の中でも白身魚は赤ちゃんの離乳食としても使えるくらい、安全で質も良いと評判。低脂肪で高タンパクな白身魚は非常に消化吸収に優れており、便の調子を良くするのに最適。
白身魚をメインに、さつまいもやカボチャといった良質な食物繊維が豊富な食材によって健康的な便の排泄に効果的です。
また、猫の体で消化しづらいイネ科の穀類は一切不使用のグレインフリー。消化吸収やアレルギー対策としてとっても優秀で、子猫からシニア猫まで安心しておすすめできるSランクフードです。
便秘改善のキャットフードを選ぶときのポイント
便秘に悩む猫ちゃんへのキャットフードを選ぶときのポイントは以下の3つです。
消化吸収に優れたものを選ぶ
消化吸収に優れた、新鮮な食材を使ったフードを選びましょう。良質なキャットフードに含まれているサーモンやサツマイモは消化吸収に良い食材の代表格です。
食物繊維が豊富なものを選ぶ(※穀物・ビートパルプなどは避ける)
便秘に良いイメージの強い食物繊維ですが、多すぎても少なすぎても良くありません。バランスが大切です。
特に完全肉食動物の猫の場合、人間と違って穀類を体内でうまく消化することができません。消化不良の原因になってしまうので、穀類を多く使ったフードは避けましょう。(※トウモロコシや小麦はアレルギー発症の危険性もあるので要注意。)
また、フードによってはビートパルプを食物繊維として使っているものもありますが、ビートパルプというのは砂糖大根の搾りカス。食物繊維としての栄養はほとんどなく、便を固める作用があるので、便秘をさらに悪化させてしまうかもしれません。
オリゴ糖などのお腹に良い成分が入っているものを選ぶ
人間も猫も同じ、お腹に良い成分が入っているフードが良いに決まってますね。
腸の働きを活発にし、便秘解消に効果的なオリゴ糖や、消化力アップに繋がる乳酸菌などが入っているフードがおすすめです。