人間の食事でも、ラム肉を使用したものは多いですよね。ニオイがきついイメージの羊肉(ジンギスカンなど)と違って、比較的食べやすいラム(子羊)肉。
今回は、そんなラム肉を使用したキャットフードについて。ラム肉の特徴とおすすめのフードを4つご紹介したいと思います。
[Photo by James West]
ラム(子羊)肉の特徴
まず最初に、ラム肉の特徴・メリットを見ていきましょう。
低カロリー
ラム肉の大きな特徴は、他の獣肉と比べて低カロリーだということ。ラム肉に含まれるコレステロールは、なんと魚肉と同じくらいでとてもヘルシーなんです。
ビタミン・ミネラル、そして必須アミノ酸が豊富
体内への吸収が良い鉄分や、疲れをとったり皮膚の健康にも良いビタミン類も豊富に配合。さらにタンパク質を構成する全ての必須アミノ酸をバランス良く含んでいるので、栄養たっぷりなのです。
体内の脂肪を燃焼させる「カルニチン」
ラム肉には、脂肪燃焼を促進する「カルニチン」という物質が豊富に含まれています。
ラム肉は必須脂肪を若干多く含んでいますが、その代わり脂肪を燃焼させる「カルニチン」が体内の熱量を上げて体を温め、代謝がよくなるのです。
ラム肉使用でおすすめのキャットフード
それでは早速、ラム肉を使用したおすすめのキャットフードをいくつかご紹介したいと思います。
1.クプレラ クラシック・ラム&ミレット
- ランク:Bランク
- 1日あたりのコスパ:¥115
第1原料にオーストラリア産の「ラム肉」、第2原料は同じくタンパク源となる魚類が続き、肉食動物の猫にとって、非常に優れた栄養価がある「クプレラクラシック・ラム&ミレット」。飼料に添加物のないオーストラリア産のラム肉を使用しています。
穀類は栄養価の高いミレット(キビ)や玄米を使用し、消化に悪くアレルギーの危険性が高い小麦は一切使っていないグルテンフリーのキャットフードです。
健康維持に必要なビタミン・ミネラルをバランスよく摂取できるように、加熱によって失われやすいビタミンは焼成後の工程で復元。ミネラル量には補正をかけず、バランスよく十分な量を配合しています。
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2.ジウィピーク
- ランク:Bランク
- 1日あたりのコスパ:¥321
世界でも最高のラムとして有名なニュージーランド産のラム肉を原材料の90%とたっぷり使用した「ジウィピーク」の”エアドライ”キャットフード。カリカリというよりジャーキーのような見た目が特徴的です。
高品質のタンパク源であり脂肪源であるラムの生肉はもちろん、生レバー、生トライプ、生ハート、生キドニーなどの内臓部分もバランスよく配合し、野生の食事を再現しています。
消化に悪い穀物由来の炭水化物を一切含まないグレインフリー。高タンパク・高脂肪なので活発な猫ちゃんや痩せ気味な猫ちゃんにおすすめです。
お値段がだいぶ高いので、ローテーションの1つとして活用してみては?
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3.SGJプロダクツ
- ランク:Cランク
- 1日あたりのコスパ:¥142
オーストラリア産のラム肉、そして汚染されていない海域で獲れる白身魚と、肉食動物の猫に最も重要な動物性タンパク源を主原料にたっぷり使用している「SGJプロダクツ」のキャットフード。
添加物のない様々なハーブ類や、積極的にオーガニックを取り入れた植物オイル、天然由来のビタミン、ミネラル類など、原材料にもこだわってつくられています。
穀類が使われていますが、キビ(ミレット)、玄米、大麦、米ぬかなど比較的低アレルゲンで栄養価が高く、保存料の添加がなされていない全粒のものを使用しています。
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4.フィーラインナチュラル チキン&ラム・フィースト
- ランク:Bランク
- 1日あたりのコスパ:¥359
こちらはチキンとラム肉を組み合わせた「フィーラインナチュラル チキン&ラムフィースト」。
タンパク質の吸収効率が良く食べやすい鶏肉と、脂肪燃焼を促進するラムの心臓、腎臓、肝臓、血など栄養価のある内臓部分を使用した栄養たっぷりのドライフード。穀類も一切不使用のグレインフリーです。その分、お値段もかなり高めなのが難点ですが。
「フィーラインナチュラル」のユニークな特徴は、ドライフードを水やぬるま湯でふやかして与えるタイプの”フリーズドライ”。
ふやかした方がやわらかくて食べやすい子猫やシニア猫、また体調不良や手術後などで食欲が落ちてきた猫ちゃんの食いつきも良いので体調回復用フードとしても活用できるでしょう。
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