猫の毎日の食事である総合栄養食のドライフード。健康に育って長生きしてもらうには、この総合栄養食を規則正しく、そして規定量をしっかりと食べてもらう必要があります。
規定量をしっかり量って与えるのが大切だと『猫の健康のために知っておきたい基本!猫の餌の量と回数』の記事でもご紹介しましたが、規定量を量るための道具が必要ですよね。
今回は、フードを量る上で多くの猫の飼い主さんが使用している計量カップについて、おすすめ商品と共にご紹介したいと思います。
[Photo by John Loo]
1.計量カップを使った方が良い理由
まず最初に、フードを量るのに計量カップを使った方が良い理由としては、フードの目安が一目でわかること。そしてドライフードをすくう役割を果たしてくれるので、すくって量るの2つを同時にこなしてくれるのですね。
キャットフードのパッケージに規定量の記載はありますが、完璧にその規定量通りに食べてくれる猫はそんなに多くありません。
各猫に合わせて、いつも食べる量がわかってきたら、計量カップにマジックや付箋で印をつければ、それが1日の食事量の目安になります。
毎日の日課になりますので、慣れてしまえばわざわざ量る必要もなく、数分で規則正しい餌あげができて、飼い主も簡単&猫ちゃんもハッピーですよね。
2.おすすめの計量アイテム
それでは、計量アイテムとして役に立つおすすめ商品をいくつかご紹介したいと思います。
ペットフードスコップ
ペットショップのペット用品売り場などで一番よく見かける計量アイテムです。
取っ手がついているスコップタイプなので、フードをすくってそのままお皿に入れることができます。(容量は1杯で200cc)
フードストッカーの底にたまったドライフードもすくいやすいように、カップ部分と柄の部分に角度がついていて使いやすいのがポイント。フードストッカーと一緒にそろえて買ってみては?
フード計量カップ
スケルトンタイプで目盛りが見やすいドライフード専用の計量カップ。ペットフード用なので、”cc(シーシー)”や”ml(ミリリットル)”ではなく、“g”(グラム)で量れるのが助かります。
目分量になりがちなフード量も、これならある程度正確に量れるでしょう。
デジタル計量カップ
しっかりと正確な量を量りたいというキッチリさんには、デジタル計量カップがおすすめ。
ペットフード用ではないので、猫ちゃんのフードだけでなく、他の食材を量るのにも役立ちますね。最大1kgまで量ることができます。
これでしっかり量って、フードの1食分/1日分をジップロックなどに入れ、1週間分作り置きなどしておけば、フード用以外にも料理用として毎日使えるので、持っていて損はないでしょう。
アクリルメジャーカップ
必ずしもペット用の計量カップを用意する必要はありません。
上のデジタル計量カップ同様、猫が必要な量さえわかれば、いつも家庭で使っているアクリルメジャーカップでも、米びつでも、100均で売っている計量カップでもいいんです。
キャットフード専用のカップとして決めてしまえば、あとはペンやシール、テープなどで適正量のところに印をつけておけば、毎日の給餌もラクラクです。
まとめ
以上、フードを量る上で多くの猫の飼い主さんが使用している計量カップについて、おすすめ商品と共にご紹介しました。
キャットフードに記載の規定量を守るのはもちろん大事ですが、必ずしもその量が、全ての猫に合うわけではありません。微妙に少なかったり、多かったり、猫の健康状態を見ながら一緒に暮らしていればだんだんわかってくるでしょう。
まずは規定通りに計量カップでフード量をはかって、あとは各猫ちゃんに合わせてカップにマークをつければ、どんな商品を使っても最終的にオリジナル計量カップになるのです!是非、参考にしてみてください!