私たちの毎日の生活ではあまり馴染みのない鹿の肉。
栄養たっぷりでヘルシーという話は聞きますが、正直、小さな猫が大きな鹿を狩っている姿は想像しづらいものですよね。キャットフードだからこそ実現できるごちそうなのかもしれません。
今回は、鹿肉(ベニソン)を使ったキャットフードについて。鹿肉の特徴とおすすめフードを3つご紹介したいと思います。
[Photo by Sam Greenhalgh]
鹿肉(ベニソン)の特徴
まず最初に「鹿肉(ベニソン)」の特徴とメリットを見ていきましょう。
高タンパク・低カロリー・低脂肪
肉食動物の猫にとって嬉しい高タンパクはもちろん、低カロリー・低脂肪でも有名な鹿肉。カロリーは牛肉と比べて約3分の1、脂質は牛肉の約86分の1ととってもヘルシーなお肉なんです。
高タンパクなので少量でもじゅうぶんな栄養がとれます。食欲の落ちたシニア猫ちゃんにも試してみる価値がありそうですね。
ビタミンB2、ナイアシン、鉄分などのビタミン・ミネラルが豊富
鹿肉には、脂肪の燃焼や代謝の促進を促すビタミンB2やナイアシンといったビタミン類、そして体中に酸素を運搬する機能を持つミネラル、鉄分が豊富に含まれています。
新鮮な鹿肉から、自然のビタミン・ミネラルが摂取できるのは嬉しいですね。
DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富
青魚やサーモンなどに多く含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)。肉類でDHAを多く含んでいるのは鹿肉くらいでしょう。
DHAは血液をサラサラにする効果があり、毛づやや皮膚トラブルにも効果的です。
鹿肉(ベニソン)を使ったおすすめキャットフード
それでは早速、鹿肉(ベニソン)を使用したおすすめのキャットフードを3つご紹介したいと思います。
1.クプレラ ベニソン&スイートポテト・キャットフード
- ランク:Bランク
- 1日あたりのコスパ:¥144
飼料に添加物を使用せず、ホルモン剤・抗生物質・成長促進剤などを投与せずに自然のままで育てたヘルシーな鹿の肉を使用した『クプレラ』の「ベニソン&スイートポテト・キャットフード」。
嗜好性の高いさつまいもや、猫草としても知られる燕麦(えんばく)などを配合し、消化に悪い穀類(トウモロコシ・小麦・米など)は一切使っていません。
健康維持に欠かせない必須脂肪酸を多く含む種子や魚も豊富に配合した、栄養たっぷりの鹿肉メインフードです。
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2.フィーライン ナチュラル チキン&ベニソン・フィースト
- ランク:Bランク
- 1日あたりのコスパ:¥403
高タンパク・低カロリーでダイエットにピッタリの「鹿肉」と、食べやすくタンパク質の吸収効率がいい「鶏肉」のオイシイとこどり、『フィーラインナチュラル』の「チキン&ベニソン・フィースト」。お値段もかなり高い高級品です。
『フィーラインナチュラル』で使われている肉は全てニュージーランド産。成長ホルモン剤、抗生物質、サプリメントなどは一切不使用で育てられた健康な家畜のみを使っています。
また、「フィーラインナチュラル」のユニークな特徴は、ドライフードを水やぬるま湯でふやかして与えるタイプの”フリーズドライ”。
ふやかした方がやわらかくて食べやすいシニア猫、また体調不良や手術後などで食欲が落ちてきた猫ちゃんへの体調回復用フードとしても活用できるでしょう。
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3.ジウィピーク エアドライ・キャットフード ベニソン
- ランク:Bランク
- 1日あたりのコスパ:¥383
ニュージーランド産・プレミアム品質の自然放牧のベニソンを主原料に90%以上、贅沢に使用した『ジウィピーク』の「エアドライ・キャットフード ベニソン」。
ベニソン生肉を筆頭に、レバー、ラング、ハート、キドニー、トライプと栄養豊富な内臓部分までくまなく配合した栄養満点のベニソンメインフードです。その分お値段もかなり高いのが難点ですが。。
『ジウィピーク』に使われているニュージーランド産のベニソンは、豊富な天然のコンドロイチン、グルコサミンを含んでおり、消化が良く、長年に渡る可動性や関節の健康をサポートしてくれます。
穀類や豆類などにアレルギーがある、消化不良を起こしやすい、関節の問題がある猫ちゃんにおすすめできるフードです。
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