猫の知識

おやつの時に猫が唸(うな)る理由は?警戒やストレスでも鳴く?原因や対処法も解説

いつもは可愛くて穏やかな愛猫が、おやつなどご飯をあげる時、眼の色を変えて、時にはうなり声をあげたりすることはありませんか?

猫が突然うなり始めたら、飼い主さんもビックリしてしまいますよね。

「もっと穏やかにおやつを楽しんでほしい」「おやつに問題があるのかな?」とお悩みの飼い主さんも多いのではないでしょうか。

この記事では、なぜ猫がおやつの時にうなるのか、猫がうなる原因や対処法もあわせて解説します。

猫がおやつでうなるのは、野生の感覚に戻るため

まず、猫がおやつなどをあげる時にうなるのは、無意識のうちに野生の感覚に戻るからです

猫はもともと、狩猟で獲物を得ていた野生動物です。

そのため、いつもと違うおやつやご飯をあげると、「いつもと違う」と興奮したり、「他の猫や人間に取られたくない」と警戒したりする気持ちが強まって、うなることがあります。

つまり、猫がおやつなどをあげる時にうなるのは自然なことです。食べ終わると元に戻るのであれば、特に問題ないと言えます。

狩猟本能を掻き立てるおやつ

猫の狩猟本能を掻き立てるおやつには、以下のようなものがあります。

  • ささみ
  • 煮干し
  • ジャーキー

香り・食感が生肉に近いと、狩猟本能を掻き立てるため、うなる可能性が高くなります。

そもそも、うなるばかりで、おやつやご飯を食べない場合は、本能ではなく、「その食べ物が嫌」という怒りやストレスの可能性もあります

おやつは無理に食べさせる必要はないですが、主食は他のフードに切り替えるなどして様子を見ましょう。

猫がうなる原因

猫がおやつでうなるのは、野生の感覚に戻ることで、「興奮」「警戒」するためと解説しました。

その他にも、猫がうなる原因には以下のようなものがあります。

原因具体例
警戒 知らない猫や人間に会った時
ご飯やおもちゃ(獲物)を他の猫や人間に取られたくない時
怒り 猫同士の喧嘩の時
構ってほしくないのに、しつこく構ってくる時
不安・恐怖 知らない場所に行く時
体の大きい生き物やものを見た時
ストレス 新しい家に引越した時
人間の出入りが多い時
興奮・夢中 いつもと違うおやつやご飯をあげた時
おもちゃで遊んでいる時
病気 甲状腺機能亢進(こうしん)症
てんかん

それぞれ詳しく見てみましょう。

警戒

猫がうなるのは、「警戒」している時が最も多いとされています

猫はもともと、警戒心が強く神経質な生き物です。

そのため、うなることで周りに「自分に近づくな」「これ以上来るな」と威嚇します。

警戒でうなる例
  • 知らない猫や人間に会った時
  • ご飯やおもちゃ(獲物)を他の猫や人間に取られたくない時
  • 突然大きな音がするなどビックリした時

怒り

警戒とはやや違った意味合いで、「怒り」でうなることもあります

猫は自分のテリトリー(生活領域)で単独行動する生き物です。そのため、他の猫にテリトリーを邪魔されると、睨み合ったりうなり声を上げたりします。

また、猫は自由気ままな生き物なので、飼い主さんにしつこくされると、うなったり、引っ掻いたり噛み付いたりしたら、怒りを表現します。

怒りでうなる例
  • 嫌なことをされた時
  • 猫同士の喧嘩の時
  • 構ってほしくないのに、しつこく構ってくる時

不安・恐怖

猫がうなる原因には、「不安」「恐怖」も挙げられます

前述したように猫は警戒心が強い生き物なので、不安や恐怖を感じると、うなることで自分を守ろうとします。

また、うなること以外にも、知らない場所に連れて行くとキャリーバッグから出てこないなど、自分を守る行動を取るのです。

不安・恐怖でうなる例
  • 知らない場所に行く時
  • 何をされるかわからない時
  • 体の大きい生き物やものを見た時

ストレス

他の原因と重なることではありますが、「ストレス」を感じるとうなることがあります

猫は神経質で、繊細な生き物です。

そのため、環境が変わると精神的に不安定になりやすく、ストレス解消のためにうなることがあります。

不安・恐怖でうなる例
  • 新しい家に引越した時
  • 新しい生き物が家に来た時
  • 人間の出入りが多い時

興奮・夢中

これまであげた原因とは全く異なる原因に、「興奮」「夢中」も挙げられます

猫はもともと、狩猟で獲物を得ていた生き物です。

そのため、夢中になって獲物を追いかけている時や、獲物を捕まえたことができた時には、本能的にうなることがあります。

興奮・夢中でうなる例
  • いつもと違うおやつやご飯をあげた時
  • おもちゃで遊んでいる時
  • 動くもの(獲物)を追いかけている時

病気

猫がうなるのには、病気が原因のこともあります

うなる症状が見られる病気には以下のようなものがあります。

うなる症状がある病気
  • 甲状腺機能亢進(こうしん)症
  • てんかん

甲状腺機能亢進症はホルモン異常の病気で、うなって走り回る興奮状態が症状のひとつとして見られます。

また、てんかんは脳の神経の病気で、発作が起こると、うなったり走り回ったりします。

猫がうなる時の対処法

ここまで、猫がうなる原因を紹介しました。対処法を分類すると以下のようになります。

原因対処法
本能 警戒
怒り
興奮・夢中
そのままにさせておく
不安やストレス 不安・恐怖
ストレス
原因となっているものや出来事を取り除く
病気 病気 病院に連れて行く

それぞれの対処法を見てみましょう。

本能の場合はそのままにさせる

猫の本能でうなっている場合は、そのままにさせることが一番なので、飼い主さんが行うべき対処法はありません

おやつをあげる時や、おもちゃで遊んでいる時にうなるのは本能によるもので、自然なことです。

うなるのをやめさせようとする飼い主さんもいますが、基本的に、猫は犬と違い、飼い主に従う習性がありません。そのため、本能のままに自由にさせてあげましょう。

不安やストレスの場合は原因を取り除く

猫が不安やストレスからうなっている場合は、原因となっているものや出来事を取り除きましょう

動物病院に行くのを嫌がる時は猫が落ち着くアイテムを準備したり、新しい生き物が家に来る時は猫が安心できるスペースをつくったりする工夫が必要です。

病気の場合は病院へ連れて行く

ずっとうなっていたり、興奮状態が続いたりする場合は病気が原因となっていることもあります

早めに動物病院で診てもらいましょう。

まとめ

以上、この記事では猫がおやつの時にうなる理由や、猫がうなる原因と対処法を解説しました。

  • おやつを食べる時にうなるのは野生の感覚に戻るためで、自然なこと
  • 食べ終わると元に戻るのであれば、対処する必要はない
  • 猫がうなる原因には、他にも「警戒」「不安」「興奮」などがある
  • 原因が不安やストレス、病気の場合は対処が必要

愛猫と仲良く過ごすために、参考にしてくださいね。


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