別名「穏やかな巨人(ジェントルジャイアント)」とも呼ばれている、ペットとしての猫の中でも体がとっても大きい種、メインクーン(Maine Coon)。
今回は、猫の王様とも言われる巨大猫[メインクーン]の特徴や性格について、詳しくご紹介したいと思います。
猫をこよなく愛し、毎日愛猫・ピノの体に顔を埋めています。 「より専門的な知識を身につけて愛猫に元気でいてもらいたい!」という思いから、ペットフード/ペットマナー検定の資格を取得しました。
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1.メインクーンの特徴
アメリカ北東部のニューイングランド地方メイン州が原産とされる猫・メインクーン。メイン州公認の「州猫」として認定されています。
“メインクーン”という名前の由来は、原産地のメイン州と、身体の模様や習性がアライグマ(ラクーン)に似ていることから、メイン+クーンと命名されたそうです。
メインクーンのルーツに関しては未だはっきりとは解明されていません。ヨーロッパからアメリカに船で渡ってきた長毛の猫と、アメリカにいた猫の間に雑種として誕生したという説が有力です。
メインクーンの大きさ
なんといっても体の大きさが特徴のメインクーン。 メインクーンの成猫の平均的な体長は、100 cm 前後。つまり1メートル前後まで成長します。私たちの身長の半分以上は余裕で越えるんですね。 ちなみにメインクーンのギネス記録は、体長:123cm。上の画像が、ギネス保持者のメインクーンのルパートくんです。迫力がありすぎて猫の概念をくつがえされます(笑) 体長と同じく、体重ももちろん他の猫種よりもありますよ。 9キロあったら、普通に人間の1歳の赤ちゃんを抱っこするようなものですからね。ずっしりと重みを感じる体重です。メスは若干軽いですね。 上記はあくまでも平均体重。猫によって9kgを越す巨猫もいれば、痩せ型の猫もいます。 メインクーンの平均寿命は一般的な猫の寿命より若干短い11~14歳。ただし、寿命の平均は育て方によっても大きく変わります。事実、最高24歳まで生きたメインクーンもいるのだとか。 1年程度で成猫になる猫種が多い中、メインクーンは成猫になるまでに4~5年はかかると言われています。 つまり、成長期が4~5年続くわけです。しっかりとした体格をつくるために高カロリー・高タンパクのフードを選ぶようにしましょう。 巨大猫メインクーンの見た目の特徴はわかりやすいです。 他の猫種と比べても、わかりやすいくらい特徴がはっきりしていますね。上の写真を見てみても、全ての特徴が当てはまっているのがわかります。 大きな体格で迫力満点、「可愛い」よりも「かっこいい」が似合うメインクーンですが、どんな性格の持ち主なのでしょうか。 ワイルドな見た目とは裏腹に、性格はとっても温厚で基本的には物静かです。鳴き声もあまりあげません。 物静かだけど、遊ぶのが大好き。たくさん運動することによってエネルギーを消費し、ご飯で栄養を補給し、丈夫な体格をつくっていくのです。成長期はたくさん遊ばせてあげましょう。 人懐っこいので、猫を飼うのが初めての人でも安心。人だけでなく、他の猫や動物とも順応しやすいので、飼いやすさはバツグンです。 また、メインクーンの性格の大きな特徴が、とっても賢いこと。「体型だけでなく性格も犬みたい」と言う方も多く、飼い主の言い付けを理解して守るなど知的な面も持ち合わせています。 大きな体型と、遊び好きな面から、食事と遊び場に気を配ってあげましょう。 メインクーンは成猫になるまで4~5年かかります。それだけ遊び盛りの期間が長く、必要とする栄養の量も多いということ。 しっかりとした丈夫な体格をつくるためにも、成長期は高タンパク・高カロリーの食事を意識してあげましょう。 また、しっかり運動をして筋肉をつけ代謝をあげるためにも、単頭飼いの場合は積極的に遊びに付き合ってあげましょう。おもちゃを使って走り回らせたり、棚の上に飛び乗ったりジャンプしたりという適度な上下運動ができる環境があるとさらに良いですね。 長毛なので、毛玉対策として毎日のブラッシングは必要不可欠。さらに2週間に1度はシャンプーをしてあげると良いでしょう。 メインクーンは純血種の中では比較的お手頃な値段で手に入れることができます。 純血種の猫の場合、10万円~高いものだと30万円以上の猫ちゃんもいるので、メインクーンは飼いやすさ・育てやすさの割には価格も手頃で、猫を初めて飼う方にもおすすめできます。 最後に、メインクーンを飼う上で気をつけるべき注意点についてです。 以下、詳しく見ていきましょう。 長毛のメインクーンにとってブラッシングは必須。小まめにブラシを通してあげることで、健康な被毛を保ちます。反対に、ブラッシングを怠っていると、毛玉ができてしまい、大きな毛玉を飲み込んでしまう危険性もあります。 大きな体格と、成長期の長さから、普通の猫と同じような食事を与えてはいけません。1匹だけなら調整できますが、多頭飼いの場合は気をつけましょう。 ただでさえ、身体が大きい上に、遊びも大好きですから、十分な広さのスペースを用意してあげることが大切。狭い空間に押し込めてしまっていると、ストレスがたまって病気の原因になってしまうかもしれません。 遺伝性の心臓の病気で死をも引き起こす可能性のある病気です。メインクーンにありがちな病気で、しかも遺伝性のため、定期的な健康診断で体調を見て、異常があれば一刻も早く病院に連れていくしか方法はありません。 食欲不振などの症状が続いたら、すぐに病院で診てもらいましょう。 以上、猫の王様とも言われる巨大猫[メインクーン]の特徴や性格について、詳しくご紹介しました。 メインクーンは見た目はワイルドで巨大ですが、性格は温厚で穏やか。犬のように忠実で遊ぶのも大好き。猫を飼うのが初めてな人でも、飼いやすい猫種です。 是非、猫を飼う上での参考にしてみて下さい! そんなお悩みをお持ちの方には、以下のフードをおすすめします。 どれも「危険な添加物不使用」「グレインフリー」「お得な定期コースあり」です。
[出典:http://petupon.com/all-about-maine-coon-cats]平均体重
平均寿命
子猫・成長期
見た目の特徴
2.メインクーンの性格
メインクーンの飼い方・育て方は?
3.価格の相場
4.メインクーンを飼う上での注意点
ブラッシングを小まめに行う
他の猫種とは異なるカロリー計算で食事をあげる
メインクーンの体格にあったスペースを用意する
遺伝性疾患である「肥大型心筋症」(HCM)に要注意
まとめ
おすすめフード5選 ●モグニャンキャットフード
●カナガンキャットフード チキン
●カナガンキャットフード サーモン
●ジャガーキャットフード
●GRANDS(チキン&サーモン全年齢用)アビシニアン アメリカンショートヘア アメリカンカール エキゾチックショートヘア サイベリアン シャルトリュー シンガプーラ スコティッシュフォールド スフィンクス ソマリ ノルウェージャンフォレストキャット ブリティッシュショートヘア ペルシャ猫 ベンガル猫 マンチカン メインクーン ラグドール ロシアンブルー