「オーガニックのキャットフードは体に良いの?」「どれがおすすめなの?」
そんな疑問をおもちの飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、オーガニックフードの選び方のポイントと、当サイトで厳選したおすすめのオーガニックキャットフードを5選紹介します。
猫をこよなく愛し、毎日愛猫・ピノの体に顔を埋めています。 「より専門的な知識を身につけて愛猫に元気でいてもらいたい!」という思いから、ペットフード/ペットマナー検定の資格を取得しました。
▼自信をもっておすすめできるキャットフードBest3
オーガニックキャットフードとは?
そもそも、オーガニック(organic)とは英語で「有機の」という意味です。主に、農薬や化学肥料を使わずに栽培した原材料を指します。
オーガニックは、土や大気などの自然を守ったり、生態系を保護したりする目標のため取り組まれています。
キャットフードで「オーガニック」といえば、「フードの原材料そのものに農薬や化学肥料が使われていない」ということです。
[参考:日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会] オーガニックのメリットとデメリットをまとめると、以下のようになります。 キャットフードの中には、原材料に使用する肉類の品質が不明だったり、産地が非公開だったりすることがあります。 「オーガニック認証」を受けているフードであれば、原材料の時点から無農薬でつくっているため、安全性が高いと言えます。 農薬や化学肥料は猫の体に有害で、アレルギーを引き起こす恐れもあります。オーガニックなら、その心配も少なくなります。 添加物だけでなく、「原材料そのものの品質もこだわりたい」という飼い主さんにはオーガニックがおすすめです。 人間の食べ物でも、オーガニックの商品は価格が高いことが多いですよね。キャットフードも同じく、オーガニックの商品は価格が高めです。 原材料にコストがかかっているぶん、商品自体の価格も高くなってしまうのです。 注意点として、「国によってオーガニック認証の基準が異なる」ことが挙げられます。そのため、ひと口に「オーガニック認証を受けている」と言っても、どんな基準で認証をクリアしたのかは認証機関ごとに異なるのです。 また、日本では欧米や北欧のように「オーガニック認証機関」がないため、「国産かつオーガニック」のフードは存在しません。 ※2021年11月時点の情報です。 オーガニックのキャットフードを選ぶ時には、以下の3つのポイントを押さえましょう。 まずは、どこの国の「オーガニック認証機関」を受けているかチェックしましょう。 なるべく、原材料すべてがオーガニックであることが理想的です。 少なくとも、主原料(※)がオーガニックのフードを選びましょう。 オーガニックフードを選ぶ時には、穀物を使用しているかどうかも重要なポイントです。 穀物全般は「グレイン」と言われ、麦の中に含まれるタンパク質を「グルテン」と言います。 これらは、猫の体質によって消化しづらかったり、アレルギーを引き起こしやすかったりします。 オーガニックフードに限らず言えることですが、発がん性などの危険な添加物不使用のフードを選びましょう。 ちなみに、よく使われる天然の酸化防止剤には、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物などがあります。これらは、天然由来のため危険性が低いです。 オーガニックでおすすめのフードをまとめると以下のようになります。 全てのフードが危険な添加物不使用です。 ヤラーのシリーズは全てオーガニックです。ウェットタイプもあるため、食いつきが良くない猫におすすめです。オーガニックキャットフードのメリット・デメリット
メリット デメリット ●安全性が高い
●アレルギーのリスクが低い●価格が高め
●国により基準が異なるメリット①安全性が高い
メリット②アレルギーの危険性が低い
デメリット①価格が高め
デメリット②国により基準が異なる
オーガニックキャットフードのおすすめの選び方
①オーガニック認証機関の確認
②グレイン・グルテンの有無
グレイン グルテン 意味 穀物全般
(小麦、トウモロコシなど)小麦に含まれるタンパク質 不使用の場合 グレインフリー
(穀物不使用)グルテンフリー
(小麦不使用)③危険な添加物不使用
BHA、BHT、エトキシキンなどオーガニックのおすすめキャットフードランキング7選!
オーガニック
認証機関オーガニック
原材料グレイン/
グルテンヤラー
詳しく見る●Euro leaf(EU)
●EKO(オランダ)
●AB(フランス)
●Bio-Siegel(ドイツ)96%:EKO
4%:MSCフィッシュなし GATHER
詳しく見る●COR認証(カナダ)
●USDA認証(アメリカ)
●MSC認証(海洋管理協議会)チキン なし アーガイルディッシュ
詳しく見る●ACO(オーストラリア)
●ACO有機認証(日本国内)全て 玄米 フォッカービオキャット
詳しく見るSkal(オランダ) 全て 有機トウモロコシ、有機大麦 defu
詳しく見るデメター認証(ドイツ) 全て 大豆(粉)、米(粉)、ソバ(粉)、トウモロコシ(粉)、トウモロコシ胚芽(粉) FORZA10
(フォルツァディエチ)
詳しく見るCCPB(イタリア) 有機鶏タンパク・有機そら豆・有機スイートコーン・有機小麦・有機ヒマワリ油・有機鶏脂肪・有機海藻(アスコフィラム結節)・有機鶏 有機スイートコーン・有機小麦 C&R
(旧SGJプロダクツ)
詳しく見る不明 ラム肉(主原料)、白身魚 ひきわりミレット(黍)、ひきわり玄米 ヤラー
GATHER フリーエーカーキャット
穀物不使用(グレインフリー)のため、穀物アレルギーのある猫に安心して与えられます。
アーガイルディッシュ
オーストラリアはBSEが未発生の国で、厳しい安全基準のもと製造されているのもポイントです。
フォッカービオキャット
トウモロコシや大麦は使用していますが、小麦は不使用のグルテンフリーです。
defu ドライキャットフード
100%オーガニックの原材料を使用しており、添加物は含まれていません。穀類を多く使用している点だけ要注意です。
FORZA10(フォルツァディエチ)
また、海藻も有機(オーガニック)という徹底ぶりです。同じくオーガニックのウェットタイプもあります。
C&R(旧SGJプロダクツ)
主原料のラム肉がオーガニックなのは高評価ですが、何の基準をクリアしているのか明らかではありません。オーストラリア産で安全性が高いだけに、少しもったいないですね。
オーガニックキャットフードについてよくある質問
オーガニックと無添加は何が違うの?
オーガニックは「農薬や化学肥料を使わずにつくられた原材料のこと」、無添加は「主に健康に害のある人工添加物を使っていないこと」です。
キャットフードで言えば、無添加フードのほうが普及が進んでおり数も多いですが、オーガニックフードはまだ数が少ないのが現状です。
国産のオーガニックフードはあるの?
日本には農林水産省が制定する「有機JAS」がありますが、これは食品や農産物を対象につけられます。
日本の法律では、ペットフードは食品に分類されないため、キャットフードにオーガニック原材料を使用しているとしても、「有機JAS」がつくことはありません。
しかし、だからと言って「国産のフードが危険」というわけではありません。認証が全てではないので、それぞれのフードの原材料の品質を確認することが大切です。
オーガニックキャットフードのおすすめランキングについてのまとめ
以上、この記事では、おすすめのオーガニックキャットフードを紹介しました。
フード選びの参考にしてくださいね。
そんなお悩みをお持ちの方には、以下のフードをおすすめします。
おすすめフード5選 | |
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●モグニャンキャットフード ●カナガンキャットフード チキン ●カナガンキャットフード サーモン ●ジャガーキャットフード ●GRANDS(チキン&サーモン全年齢用) |
どれも「危険な添加物不使用」「グレインフリー」「お得な定期コースあり」です。
アビシニアン | アメリカンショートヘア | アメリカンカール |
エキゾチックショートヘア | サイベリアン | シャルトリュー |
シンガプーラ | スコティッシュフォールド | スフィンクス |
ソマリ | ノルウェージャンフォレストキャット | ブリティッシュショートヘア |
ペルシャ猫 | ベンガル猫 | マンチカン |
メインクーン | ラグドール | ロシアンブルー |