人間も猫も太り気味になってきたらカロリーを気にしちゃいますよね。でも、カロリーを気にするあまり、食事の栄養バランスを崩してしまったら、健康状態を維持することはできません。
今回は、低カロリーキャットフードを選ぶ際のポイントと注意点、そして低カロリーだけど必要な栄養はしっかり摂取できる、おすすめのキャットフードをランキング形式でご紹介したいと思います。
[Photo by 1970 Lincoln Continental]
低カロリーのおすすめキャットフードランキング
まずは何はともあれ、おすすめの低カロリーキャットフードをランキング形式でご紹介していきたいと思います。
第3位:ナチュラルバランス リデュースカロリー
評価 | Bランク |
価格 | ¥1,615 |
量 | 1kg |
カロリー(100gあたり) | 約309kcal |
メイン食材 | チキンミール(乾燥肉) |
生産国 | アメリカ |
酸化防止剤 | ビタミンE(天然混合トコフェロール) |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 玄米 |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より18ヶ月 |
厳選された原材料を使ったウルトラプレミアムキャットフード「ナチュラルバランス」。
主原料にはチキンの乾燥肉を使用。タンパク質と脂肪をバランス良く配合してカロリーを抑えたリデュースカロリーは減量フードの中でもレベルの高い商品。嗜好性と体重管理を兼ね備えたキャットフードです。
第2位:NOWフレッシュ シニアキャット&ウェイトマネジメント
評価 | Aランク |
価格 | ¥5,616 |
量 | 1.81kg |
カロリー(100gあたり) | 約357.1kcal |
メイン食材 | ターキー(生・骨抜き・七面鳥) |
生産国 | カナダ |
酸化防止剤 | ビタミンE(ミックストコフェロール) |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 未使用(グレインフリー) |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より12ヶ月 |
バランスの良いタンパク質と脂質で体重管理に役立つ「NOWフレッシュ シニア&ウェイトマネジメント」。
主原料には新鮮な七面鳥肉を使用。アレルギーや消化に配慮して穀類は一切不使用のグレインフリーで、まさに【高タンパク・低炭水化物】を実現しています。
健全な消化を助けるプレバイオティクス、プロバイオティクス配合。中性脂肪になりにくいココナツ油を採用した、肥満猫に嬉しいキャットフードです。
第1位:モグニャン
評価 | Sランク |
価格 | ¥3,960 |
量 | 1.5kg |
カロリー(100gあたり) | 約374kcal |
メイン食材 | 白身魚(スケトウダラ) |
生産国 | イギリス |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 未使用(グレインフリー) |
賞味期限 | 常温未開封で製造日より18ヶ月 |
白身魚のスケトウダラをメインにたっぷり使った魚メインのスーパーフード「モグニャン」。
数値だけ見ると単純に低カロリーフードというわけではないですが、主原料の白身魚は高タンパク・低脂肪なので、低カロリーフードを探している方が愛猫に食べさせやすいフードです。
消化に良い白身魚のタンパクと、猫の体への負担が少ないグレインフリーで必要な栄養をしっかり摂取。
食物繊維豊富な野菜や果物による排泄効果で、愛猫の健康的な体型や体調を維持してくれるでしょう。
モグニャン公式ページはこちら 今だけ!半額キャンペーン実施中!
低カロリーは何が良いの?
まず最初に、低カロリーフードを選ぶ理由について考えてみましょう。注意点もまとめて説明していきます。
どんな猫ちゃんにおすすめ?
◆代謝が落ちたシニア猫に
カロリー消費が少なくなったシニア猫に、成猫と同じカロリーの食事を与えていると、肥満の原因となってしまいます。消費カロリーに合った、低カロリーのフードを与えましょう。(シニア用など)
◆太り気味の肥満猫に
ぽっちゃり猫は可愛いですが、肥満は恐ろしい病気の原因にもなります。運動不足でどんどん太っていく・・・そんな肥満猫ちゃんにも、カロリー控えめのフードがおすすめです。
◆糖尿病などの病気療養中の猫に
肥満などが原因で病気になってしまった猫ちゃんにも低カロリーフードを選びましょう。
低カロリーフードの注意点
低カロリーフードを選ぶ際は、肥満予防として安易に使うのではなく、普段の運動量・カロリー消費量を見てから決めることが大切です。
単純に「太っているから低カロリーフードに変える」ではなく・・・
・なんで突然太ってしまったのか
・運動できる環境かどうか
・ストレスはたまっていないか
・フードの量が多すぎるのではないか
などなど、考えられる原因を探り、フードを変えなくても改善できるかどうかを考えてみましょう。
また、質の悪い低カロリーフードは、高カロリーのタンパク質を減らし、代わりに穀類などの炭水化物で補っていることがあります。
「低カロリー」と謳っているキャットフードの主原料にトウモロコシや米などの穀類が使用されていることがありますが、これは完全に逆効果。
猫の体内では炭水化物を上手く消化・吸収することができないので、体に残った炭水化物(糖質)が脂肪となり、結局は肥満に繋がってしまうのです。
⇒低カロリーをキープしつつも、必ず肉や魚などのタンパク質が主原料のものを選びましょう。
低カロリーのキャットフードを選ぶときのポイント
上記を踏まえた上で、低カロリーキャットフードを選ぶときのポイントは以下の3つです。
①猫の運動状況・カロリー消費の環境を見る
低カロリーフードに変える前に、まずは愛猫の生活状況を今一度見てみましょう。
フードを変えたからといって、突然肥満が治るわけではありません。生活習慣を見直し、適度に運動や食事量を調節することで改善することもあります。
②主原料が肉・魚のものを選ぶ
生活環境を見直した上で、低カロリーのフードを選ぶ際に重要なことは、猫の生態を理解すること。
低カロリーでも、【高タンパク・低炭水化物】は必須です。主原料は動物性タンパク源の肉や魚。消化に悪い穀類(炭水化物)は少なめ、もしくは不使用(グレインフリー)のものを選びましょう。
③消化吸収に優れたフードで代謝をアップ
まだシニアでも病気でもないのに太ってしまった猫ちゃんの場合、消化吸収に優れたタンパク質メインの低カロリーフードを与えることによって、筋肉量が増え基礎代謝も上がります。結果、カロリー消費に繋がりダイエット効果になるんですね。