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キャットフードの知識

年をとった老猫がキャットフード食べない!原因と対策まとめ

食事は猫にとって大切な栄養源、元気で長生きするために必要不可欠です。

年をとった愛猫。もう年だからとわかってはいても、さすがにご飯を食べなくなったら心配になってなんとかしたいと思いますよね。

今回は、老猫がえさを食べないときの、原因と対処法をご紹介したいと思います。

[Photo by JC ROTAT]

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1.老猫の変化

人間と同じように猫も年を取り、身体も退化していきます。

猫は7歳をすぎるともう老猫です。猫の10歳は人間でいう70歳。猫の20歳は人間でいう90歳と同じなのです。

老猫になると・・・

  • 歯が抜ける
  • 爪とぎをしなくなり、爪が伸びすぎる
  • 毛つやがなくなり、ひげのハリもなくなる
  • 毛づくろいしなくなる
  • 動作が鈍り、ジャンプなどの身体能力が落ちる
  • 視力や聴力の低下
  • よく眠る
  • 食欲が減り、トイレが増える

これらは、高齢になるにつれ避けては通れないもの。人間の老化と同じです。

また老猫は免疫力が低下して、ケガの回復が遅れたり、以下の病気にもかかりやすくなります。

  • 腎臓病(慢性腎不全など)
  • 心臓病(心筋症など)
  • 歯と口の病気(歯周病など)
  • 筋肉と骨の病気(関節炎など)
  • ガン

このように、老猫は身体的な機能と相まって食欲が低下するため、成猫よりもさらに注意が必要です。

2.老猫がえさを食べなくなる原因

身体的機能の低下に加えて、いくつか老猫がえさを食べない原因を見ていきましょう。

  • シニアフードが気に入らない
  • 飽きた
  • ニオイがよくない
  • 食べづらい
  • 一気に食べられない
  • 環境の変化・ストレス
  • 体調不良・病気

それでは、それぞれの詳細と対策を順番に見ていきましょう。

シニアフードが気に入らない

成猫フードに慣れていた猫が、老猫用のシニアフードに変えた途端食べなくなることはよくあります。

老猫になると運動量や代謝が下がるので、シニアフードは成猫用に比べて低カロリーでタンパク質も脂肪も控えめ。その代わりビタミンE、C、食物繊維が豊富。また、腎機能も低下していくので、下部尿路の健康維持にもなるシニアフードがおすすめです。

成猫用をそのまま食べていては、カロリーと運動量が合わずに肥満や病気の原因になるので、シニアフードへの切り替えは必須ですが、最初のうちは慣れずに食べてくれないことも多いのです。

シニアフードの切り替え時は、成猫用とシニア用を混ぜて少しずつ慣らしていく

突然切り替えても適応できないので、始めのうちは成猫用とシニアをミックスして慣れてもらいましょう。成猫用をずっと食べさせるわけにはいかないので、この時期のフードの切り替えはとても大切です!

飽きた

年をとっても猫はグルメで気まぐれ。毎日同じフードじゃ飽きてしまうこともあります。元気に動き回っていて体調はよいのに、ご飯を食べないときは、ただ単に飽きてしまったのかもしれません。

数種類の総合栄養食をブレンド、ウェットフードとミックス、日替わり

シニアフードもドライフード、ウェットフード、ミルクなど様々。日によって組み合わせてみたり、数種類の総合栄養食を日替わりでまわしていくなど工夫してみましょう。

先に食べやすい少量の缶詰を食べさせ、その勢いでドライフード(総合栄養食)を食べてもらってもいいですね。

ニオイがよくない

猫が食べ物を美味しそうだと判断するのは、味覚ではなく嗅覚です。つまりよいニオイがしなければ食べたくない、美味しくなさそうと思ってしまうのです。

また、人間にはわからないニオイの変化も猫は敏感です。酸化や劣化の可能性もあるでしょう。

賞味期限・フードの状態をチェック&ウェットフードやふりかけ活用!

まずは、古すぎて賞味期限切れだったり、保存状態が悪くないかをチェックしましょう。すぐに捨ててしまうのはもったいないので、食べられそうならウェットフードや、ふりかけなどを活用してみましょう。

ドライの上からウェットフードをかけて、レンジで人肌程度に温めるとニオイがさらに引き立ちます。猫用のトッピングやふりかけをドライフードの上にかけてもいいですね。

食べづらい

歯が弱くなったり、消化器官が弱まり、若い頃のようにご飯を食べられない、食べたいけど食べづらい猫もいます。

ドライフードを砕く、お湯やミルクでふやかす

食べやすいサイズまで砕いてから出したり、お湯やミルクでふやかすとニオイもでるので、食べやすくなります。

一気に食べられない

食べないわけではなく、食べきれない場合。消化力が低下し、一気に多くの量を食べられなくなります。成猫のときは1日2回の食事でしたが、それでは食べきれない老猫もいます。

少量の食事を3~4回にわけて食べる

1日にあげる規定量を守った上で、あげる回数を増やしましょう。

環境の変化・ストレス

環境の変化は老猫の身体に大きな負担をかけます。引越しはもちろん、病院に連れて行った、他人が家にきた、運動不足など日々の生活に変化が起こると、大きなストレスになりご飯が食べられなくなることもあります。

特に、新しい子猫を飼うのも、老猫にとってはストレスになります。

適度に遊んで運動不足解消・毎日優しくブラッシング・落ち着けるスペースを確保

マイペースにリラックスして生活することが1番のストレス解消法かもしれません。

体調不良・病気

老猫になると食欲低下の原因で可能性が高くなるのが体調不良や病気。

少しでも違和感を感じたら病院へ。勧められた療養食を与えましょう!

特に療養食を食べてくれないときは、飼い主にとっても心配&ストレスですよね。療養食を食べてもらう工夫としては・・・

  • ウェットフードやふりかけとミックスして出す
  • 味付けなしのチキンスープやマグロの汁と一緒に出す
  • 乳鉢などですりつぶし、お湯と混ぜて食べやすく etc…

まとめ

以上、老猫がえさを食べないときの、原因と対処法をご紹介しました。

シニアフードが気に入らない
シニアフードの切り替え時は、成猫用とシニア用を混ぜて少しずつ慣らしていく

飽きた
⇒数種類の総合栄養食をブレンド、ウェットフードとミックス、日替わり

ニオイがよくない
⇒賞味期限・フードの状態をチェック&ウェットフードやふりかけ活用!

食べづらい
⇒ドライフードを砕く、お湯やミルクでふやかす

一気に食べられない
⇒少量の食事を3~4回にわけて食べる

環境の変化・ストレス
⇒適度に遊んで運動不足解消・毎日優しくブラッシング・落ち着けるスペースを確保

体調不良・病気
⇒少しでも違和感を感じたら病院へ。勧められた療養食を与えましょう!

愛猫には何歳になっても元気で長生きしてもらいたいですよね。老猫と一緒に生活する上で、是非参考にしてみて下さい!

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