※本サイトはプロモーションが含まれています。詳しくはこちらをクリック
キャットフードの知識

ディハイドレイテッドチキンは低温で脱水した鶏肉!生肉・乾燥肉との違いは?

キャットフードに見慣れない原材料が書いてあると、「安全かな?」と心配になりますよね。

ディハイドレイテッドチキンは、時間をかけて脱水した鶏肉のことです。製造コストは高いですが、なるべく栄養素を壊さずに凝縮できます。

「生肉と比べて何が良いの?」「どのキャットフードに使われている?」そんな疑問をお持ちの飼い主さんも多いのではないしょうか。

この記事では、ディハイドレイテッドチキン(脱水鶏肉)のメリットやデメリットを詳しく解説し、使用しているキャットフードも紹介します。

自信をもっておすすめできるキャットフードBest3

1位 モグニャンキャットフード2位 カナガンキャットフード3位 ジャガーキャットフード
①93%の獣医師が推奨
②「100円モニター」で100g試せる
③定期コース最大20%OFF
①香料・着色料不使用!
②グレインフリーで消化にやさしい
③定期コース最大20%OFF
①安心のヒューマングレード
②獣医師が推奨
③定期コース最大20%OFF
公式ページはこちら公式ページはこちら公式ページはこちら

ディハイドレイテッドチキンは脱水した鶏肉

ディハイドレイテッドチキンとは、低温でゆっくり時間をかけて脱水した鶏肉です。

「ディハイドレートチキン」と表記したり、日本語で「脱水鶏肉」と表記したりすることもあります。

ディハイドレイテッドは、食材を60〜90℃程度の低温で乾燥させ、水分や油分を取り除く加工法を表します。

「生肉に近い状態の肉」であるため、生の食べ物を表すローフード()に分類されることもあります。

ディハイドレイテッドの語源は英語の “dehydrate” で、「水分を取り除く」「乾燥させる」という意味です。

ローフード(raw food)とは、生の食べ物のことです。定義には諸説あります。「植物由来の食べ物」という定義に則れば、ディハイドレイテッドで加工された肉はローフードではありません。

フリーズドライとの違い

フリーズドライは、食材を-30℃で急速に凍らせ、真空状態にして水分を取り除く加工法です。

「凍結乾燥」「冷凍乾燥」ともいいます。

水分を取り除くのは同じですが、ディハイドレイテッドとは加工法が全く異なります。

天日干しとの違い

天日干しは、食材を直射日光に当てて乾燥させ、水分を取り除く加工法です。

広い意味では、天日干しもディハイドレイテッドの一部です。

ただし、天日干しでは太陽や風の力を利用する点や、それによって食材が腐りやすい点が異なります。

ディハイドレイテッドチキンのメリット

ディハイドレイテッドチキンには以下のようなメリットがあります。

メリット
  • 栄養素を壊しにくい
  • 効率良く吸収できる

栄養素を壊しにくい

メリットの1つ目は、タンパク質やビタミンなどの栄養素を壊しにくいことです

高温で加熱すると、タンパク質が変性したり、水溶性のビタミンが水に流れ出てしまったりします。

ディハイドレイテッドチキンは60〜90℃程度の低温で乾燥させるだけなので、なるべく栄養素を壊さないまま凝縮することができます。

効率良く吸収できる

メリットの2つ目は、効率良く吸収できることです

ディハイドレイテッドチキンのP.E.R()は、乾燥肉に比べ40%高いです。

  • ディハイドレイテッドチキン:98%
  • 乾燥肉:58%

P.E.Rが高いと、タンパク質をより効率良く吸収できるため、フードの食べ過ぎも防止できます。

P.E.Rとは、タンパク質効率比のことです。この数値が高いほど、体内にタンパク質が消化しやすくなります。

[出典:株式会社アクティブビューティーラボ]

ディハイドレイテッドチキンのデメリット

ディハイドレイテッドチキンには以下のようなデメリットがあります。

デメリット
  • 製造コストが高い
  • 日持ちしない

製造コストが高い

デメリットの1つ目は、製造にコストがかかることです

低温でゆっくり時間をかけるため、製造に時間がかかり、そのぶん乾燥肉よりも原価が高くなります。

そのため、ディハイドレイテッドチキンを使用しているフードは、価格も高めであることが多いです。

日持ちしない

デメリットの2つ目は、日持ちしないことです

高温で加熱しないため、カビや雑菌が繁殖しやすく、長期保存には向きません。

ただし、フードに加工すれば、乾燥肉を使用しているフードと同じく、1ヶ月程度の賞味期限はあります。

ディハイドレイテッドチキン使用のフード

ディハイドレイテッドチキンを使用したフードには、以下のようなものがあります。

まや
まや
フード名をクリックすると、詳細に飛びます!
フード名最安値
Orijen(オリジン) 公式サイト
RAWZ(ラウズ) 公式サイト

Orijen(オリジン)

パッケージ
商品名オリジン キャット&キティ(全年齢猫用)
価格340g:1,350円(税込1,485円)
1.8kg:6,300円(税込6,930円)
5.45kg:15,000円(税込16,500円)
100gあたり302円〜436円
対象全猫種・全年齢
原産国アメリカカロリー406.0kcal
/100g
目的総合栄養食タイプドライフード
主原料新鮮鶏肉
賞味期限未開封:パッケージに記載
開封後:約1ヶ月
粒の形不明
販売元製造:チャンピオンペットフーズ社
販売:株式会社トランペッツ

オリジンは、新鮮な肉や魚をたっぷり使用し、猫の食欲を刺激するフードです。自社キッチンはUSDAやFDAの基準をクリアしているほか、ヒューマングレードなので安全性も高いです。

オリジンの原材料

オリジンは、原材料にディハイドレイテッドした肉や魚を使用しています

オリジンの原材料を見る

新鮮鶏肉, 新鮮七面鳥肉, 新鮮イエローテイルカレイ, 新鮮全卵, 新鮮丸ごと大西洋サバ, 新鮮鶏レバー, 新鮮七面鳥レバー, 新鮮丸ごと大西洋ニシン, 新鮮鶏心臓, 新鮮七面鳥心臓, ディハイドレート鶏肉, ディハイドレート七面鳥肉, ディハイドレート丸ごとサバ, ディハイドレート鶏レバー, ディハイドレート七面鳥レバー, 丸ごとグリーンピース, 丸ごとシロインゲン豆, 赤レンズ豆, 新鮮チキンネック, 新鮮鶏腎臓, 鶏肉脂肪, ピント豆, ヒヨコ豆, グリーンレンズ豆天然鶏肉風味, レンズ豆繊維, ニシン油, 粉砕鶏骨, 鶏軟骨, 七面鳥軟骨, ドライケルプ, フリーズドライ 鶏レバー, フリーズドライ七面鳥レバー, 新鮮丸ごとカボチャ, 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ, 新鮮ケール, 新鮮ホウレン草, 新鮮カラシ菜, 新鮮コラードグリーン, 新鮮カブラ菜,新鮮丸ごとニンジン, 新鮮丸ごとリンゴ, 新鮮丸ごと梨, カボチャの種, ヒマワリの種, 塩化コリン, 亜鉛タンパク化合物, 銅タンパク化合物, ミックストコフェロール(天然酸化防止剤),チコリー根, ターメリック, サルサ根, アルテア根, ローズヒップ, ジュニパーベリー, 乾燥 ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物, 乾燥 プロバイオティクス発酵生成物, 乾燥 ラクトバチルスカゼイ発酵生成物.

\正規品の代理店!/

オリジンの
公式サイトはこちら

オリジンキャットフードの口コミ・評判レビュー|原材料や安全性は?新鮮な鶏肉や魚を使用オリジンキャットフード(キャット&キティ)は地元産の新鮮な肉や魚を使用し、アメリカの自社キッチンでつくられるキャットフードです。 「口...

RAWZ(ラウズ)

パッケージ
商品名ラウズ ミールフリー
ディハイドレイテッドチキン、ターキー&チキンレシピ CAT(全年齢用)
価格200g:1,500円(税込1,650円)
790g:4,000円(税込4,400円)
100gあたり557円〜825円
対象全猫種・全年齢
原産国アメリカカロリー371.0kcal
/100g
目的総合栄養食の表記なしタイプドライフード
主原料ディハイドレイテッドチキン
(アメリカ中西部&アメリカ南東部)
賞味期限未開封:パッケージに記載
開封後:約1ヶ月
粒の形不明
販売元株式会社アクティブビューティーラボ​

ラウズは、「生食」をコンセプトに新鮮な肉を使用し、少量生産でゆっくり丁寧に製造されるキャットフードです。原材料・製法ともにこだわっているため、かなり価格が高くなっています。

ラウズの原材料

ラウズは、原材料にディハイドレイテッドした肉を使用しています

ラウズの原材料を見る

ディハイドレイテッドチキン(アメリカ中西部&アメリカ南東部)、ディハイドレイテッド骨抜きチキン(グルコサミン&コンドロイチン源/アメリカ中西部)、チキン(アメリカ中西部&アメリカ南東部)、ターキー(アメリカ中西部)、チキンレバー(アメリカ中西部&アメリカ南東部)、ターキーレバー(アメリカ西部)、ターキーハーツ(アメリカ西部)、ピースターチ(アメリカ西部)、タピオカスターチ(タイ)、乾燥エンドウ(アメリカ西部)、乾燥卵(アメリカ西部)、フラックスシード(アメリカ西部)、天然鶏香料(鶏レバー源/中央&アメリカ中南部)、乾燥トマトポマス(アメリカ西部)、食塩(アメリカ西部)、塩化コリン(アメリカ&カナダ)、塩化カリウム(アメリカ西部)、ビタミン類 【ビタミンE(アメリカ&カナダ)、ナイアシン(スイス)、D-パントテン酸カルシウム(スコットランド)、 ビタミンA(スイス)、チアミン(ドイツ)、ピリドキシン(ドイツ)、リボフラミン(ドイツ)、ビタミンD3(スイス)、ビオチン(フランス)、ビタミンB12(フランス)、 葉酸(フランス)】、ミネラル類 【硫酸鉄(アメリカ&カナダ)、酸化亜鉛(アメリカ西部)、炭酸カルシウム(アメリカ&カナダ)、酸化マンガン(アメリカ&カナダ)、硫酸銅(アメリカ&カナダ)、鉄アミノ酸キレート(アメリカ西部)、マンガンアミノ酸キレート(アメリカ西部)、亜鉛アミノ酸キレート(アメリカ西部)、銅アミノ酸キレート(アメリカ西部)、亜セレン酸ナトリウム(アメリカ&カナダ)、炭酸コバルト(アメリカ西部)、エチレジアミンハイドロヨウ素(アメリカ西部)】、ミックストコフェロール (酸化防止/アメリカ西部)、タウリン(日本)、クエン酸(酸化防止/中央&アメリカ中南部)、ローズマリー(モロッコ)

ラウズの
公式サイトはこちら

RAWZ(ラウズ)キャットフードの口コミ評判・解析|生食がコンセプト・最高品質のチキン使用RAWZ(ラウズ)は、「生食」をコンセプトに新鮮な肉を使用し、少量生産でゆっくり丁寧に製造されるキャットフードです。 「口コミや評判は...

補足:キャットフードの肉の違い

キャットフードに使用する肉には以下のようなものがあります。

名称メリットデメリット
生肉鮮度が高い
素材本来の栄養素が保たれる
タンパク質が凝縮されていない
コストが高い
乾燥肉
(ミール)
タンパク質を凝縮できる(58%)
コストが低い
熱に弱い栄養素が壊れる
肉の品質が不明になりやすい
脱水肉
(ディハイドレイテッド)
タンパク質を凝縮できる(98%)
栄養素を壊しにくい
日持ちしない
コストが高い

それぞれ詳しく解説します。

生肉

生肉とは、文字通り、「加工していない生の肉」です

肉の鮮度が高いため、栄養素もそのままの状態で使用することができます。

ただし、水分を飛ばしていないぶん、栄養素が凝縮されておらず、高タンパクにするためには多くの量が必要です。

乾燥肉(ミール)

乾燥肉とは、「150〜170℃の高温で乾燥させ、粉末状にした肉」です

粉末状のためドライフードに加工しやすいです。また、水分を飛ばしているぶん、タンパク質を凝縮することができます。

ただし、熱に弱い栄養素は壊れてしまうため、不足する栄養素は添加物で補う必要があります。

また、レンダリング()によって製造されるため、「どんな品質の肉を使用しているか」が明らかでないと、悪いイメージが持たれることが多いです。

レンダリングとは、食用肉の脂肪を溶かし、油脂にすることです。

ミートミールに注意!キャットフード原材料のココをチェックキャットフードの成分や原料を見てみると「ミートミール」という言葉をよく目にします。 「ミート」とは書いてあるけど、肉と同じなのでし...

新鮮肉

新鮮肉には、明確な定義がなく、「生肉ではないが、乾燥もさせていない肉」という意味で使われることが多いです。

フードによっては、生肉と区別するために新鮮肉と表記していることがあります。

よくある質問

家庭でも作れる?

飼い主さん
飼い主さん
ディハイドレイテッドチキンは、家でも作れるの?
まや
まや
はい。ディハイドレイテッドチキンは、手作りして、猫に与えることもできます

鶏もも肉を使用し、主におやつとして与えるのがおすすめです。

日持ちしないため、作ったらその日のうちに使い切りましょう。

まとめ

以上、この記事ではディハイドレイテッドチキン(脱水鶏肉)のメリットやデメリット、使用しているキャットフードも紹介しました。

  • ディハイドレイテッドチキンは低温でゆっくり時間をかけて脱水した鶏肉のことで、日本語では「脱水鶏肉」という
  • 高温に弱い栄養素を壊しにくかったり、タンパク質を効率良く吸収できたりするのがメリット
  • 製造コストが高く、そのままだと日持ちしないのがデメリット

ディハイドレイテッドチキンは、生肉と乾燥肉、それぞれの良いところを合わせた原材料です。

今後、原材料にディハイドレイテッドチキンを使用したキャットフードが増えることが予想されます。フード選びの参考にしてくださいね。

おすすめフードはこちら!
こんな記事もおすすめ