ペットの健康を第一に考えたフードを提供する超有名なペットフードブランド『ロイヤルカナン』。
今回は、そんな『ロイヤルカナン インドア』のキャットフードを徹底解析!成分の分析から、リアルな口コミ評価まで、まとめてご紹介したいと思います。
■今回の参考商品:ロイヤルカナン インドア
[Photo by Peter Stevens] 猫をこよなく愛し、毎日愛猫・ピノの体に顔を埋めています。 「より専門的な知識を身につけて愛猫に元気でいてもらいたい!」という思いから、ペットフード/ペットマナー検定の資格を取得しました。 ▼自信をもっておすすめできるキャットフードBest3 公式サイトを見てみると、「ロイヤルカナン インドア」のキャットフードは以下のような特徴を掲げています。 運動不足や毛玉トラブルを起こしがちな室内飼い(インドア)の猫ちゃんのための総合栄養食。 次の項目で、気になる原材料と成分を詳しく見ていきましょう。 続いて、「ロイヤルカナン インドア」の原材料と成分を詳しくみてみましょう。 原材料:とうもろこし、家禽*ミート、米、植物性分離タンパク**、小麦、動物性脂肪、加水分解動物性タンパク、植物性繊維、ビートパルプ、大豆油、フラクトオリゴ糖、酵母、魚油、アミノ酸類(L-リジン、DL-メチオニン、タウリン、L-カルニチン)、ゼオライト、ミネラル類(Ca、K、Cl、Zn、P、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、B2、パントテン酸カルシウム、B1、B6、葉酸、ビオチン、B12)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル) 評価:Dランク 原材料・成分を見る限りでは、いくら室内飼いといえども、健康な猫ちゃんへの栄養バランスが整っているとは思えません。 主原料にはトウモロコシを使用。完全肉食動物の猫にとって最も重要な栄養素はタンパク質(特に動物性タンパク源)にも関わらず、猫の体内で消化しづらい穀類が多いのは気になります。 せっかく超高消化性タンパクを使用しているのに、消化しづらい穀類も同じくらい使われていては効果半減ですよね。 また、トウモロコシや小麦は特にアレルギー発症の危険性が高いとされているので、穀物アレルギーの猫ちゃんには要注意です。 そして成分表を見てみるとタンパク質の数値は25%。健康な猫には最も重要なタンパク質の値が、療養食並みに低いのはちょっと心配ですね。 添加物で気になるのは何と言ってもBHA、没食子酸プロピルなどの合成の強い酸化防止剤。特にBHAは発がん性があることがわかっています。 健康に影響を及ぼす量ではないことは「ロイヤルカナン」側でも説明がされていますが、毎日の食事で自然と体に堆積していくので、愛猫の体調に異変を感じた時は使用を避け、獣医師に相談しましょう。 “動物性油脂”という総称では、いったい何の動物の油脂なのか全くわかりません。あいまい表現は信用できませんよね。 また、動物性油脂は酸化が早いので、加工段階でほぼ必ず酸化防止剤が使われています。実際、BHA、没食子酸プロピルといった強い合成の酸化防止剤が使われているのは、動物性油脂に対してかもしれません。 食物繊維として使われているビートパルプですが、実際は砂糖大根の搾りカスのことで、食物繊維としての栄養価はほとんどないといわれています。 また、便を固める効果があるので、便秘気味の猫ちゃんは悪化してしまうかも。 それでは最後に、実際に「ロイヤルカナン インドア」を使った飼い主さんの口コミ評判をいくつか紹介します。 何度かリピートしています。 まったく飽きる様子はなく、カリカリと食べていますし、 今のところよく食べてくれていますので、しばらく継続して与えるつもりです。少々水分少な目のウンチをしますが、小指の長さほどのものをしているので、大丈夫だと思います。タンパク質が少なめなのが気になりますが、なんでインドアだけこんなに低いんでしょう?(室内猫用だから?)(楽天市場より) 食い付きはとてもよく、前のエサと切り替える際に半々で与えていたのですが、ロイヤルカナンだけ選んで食べるので、おいしいんだろうな、と思い与えていました。 ロイヤルカナンは粒の臭いがけっこう臭いですよ。 知名度も高く、食いつきも良し。多くの猫ちゃんが実際に気に入っているということもあって、口コミは全体的に高評価。 しかし、評価の低い口コミのいくつかには、原材料が大きく関わっていそうな心配な報告もありました。 フードを未消化の状態で吐いてしまったり下痢になるのは、猫にとって消化に悪い穀物の影響が大きいかもしれません。また、水分少なめのウンチが出るというのも、今後便秘気味になってきたらビートパルプの存在を疑ってしまいそうです。 以上今回は、「ロイヤルカナン インドア」の原材料や成分、みんなの口コミや評判を紹介しました。 結果「ロイヤルカナン インドア」は、健康体のインドア猫にとっては栄養バランスが良くないフードであることが分かりました。 運動不足でカロリー消費量が少なくなる室内飼い(インドア)ですが、それでも完全肉食動物の猫が必要な栄養素がカバーできていなければ健康維持にはなりません。 健康な猫ちゃんのフードの主原料にはたっぷりの肉や魚。【高タンパク・低炭水化物】のバランス。そして有害な添加物は不使用に越したことはありません。 そんなお悩みをお持ちの方には、以下のフードをおすすめします。 どれも「危険な添加物不使用」「グレインフリー」「お得な定期コースあり」です。「ロイヤルカナン インドア」とは?
[出典:http://www.royalcanin.co.jp/]0.4kg:税込880円
2kg:税込3,641円
4kg:税込6,468円
10kg:税込15,829円100gあたりの価格 約158〜220円 1日あたりのコスパ 約76円/日(1日55g換算) 原産国 フランス メイン食材 とうもろこし 酸化防止剤・保存料 ×(BHA、没食子酸プロピル) 着色料 ◎(不使用) 穀物 ×(米、とうもろこし、小麦) ロイヤルカナン インドアの原材料と成分
(【好ましくない原材料】は赤文字で記載)
**超高消化性タンパク(消化率90%以上)
[出典:http://www.royalcanin.co.jp/]強い化学合成の酸化防止剤
動物性油脂について
ビートパルプの使用
ロイヤルカナン インドアの口コミ評判
うちの猫は少食で好き嫌いがハッキリしていて、ご飯選びに苦労しましたが、このロイヤルカナンを与えてから食い付きも良くしっかり食べてくれる様になりひと安心。(楽天市場より)
体調も崩さず、毛艶も良いです。
たまには違う味をと、試供品でもらったフードを混ぜたことがありますが
見事にそれだけ残しました!(Amazonより)
しかし1週間くらい与えて、全部ロイヤルカナンに変えた後に、エサを未消化の状態で戻すようになり、食べた後に下痢をするようになりました…。胃腸が弱いので、そのせいかもしれませんが、うちの子には向いてなかったようです。(Amazonより)
あと、BHAという発ガン性疑いありの、合成酸化防止剤が入っています。(Yahoo知恵袋より)まとめ
おすすめフード5選 ●モグニャンキャットフード
●カナガンキャットフード チキン
●カナガンキャットフード サーモン
●ジャガーキャットフード
●GRANDS(チキン&サーモン全年齢用)アビシニアン アメリカンショートヘア アメリカンカール エキゾチックショートヘア サイベリアン シャルトリュー シンガプーラ スコティッシュフォールド スフィンクス ソマリ ノルウェージャンフォレストキャット ブリティッシュショートヘア ペルシャ猫 ベンガル猫 マンチカン メインクーン ラグドール ロシアンブルー