ペットの健康を第一に考えたフードを提供する超有名なペットフードブランド『ロイヤルカナン』。
今回は、そんな『ロイヤルカナン 低分子プロテイン ドライ』のキャットフードを徹底解析!成分の分析から、リアルな口コミ評価まで、まとめてご紹介したいと思います。
■今回の参考商品:ロイヤルカナン 低分子プロテイン ドライ
[Photo by K-nekoTR] 猫をこよなく愛し、毎日愛猫・ピノの体に顔を埋めています。 「より専門的な知識を身につけて愛猫に元気でいてもらいたい!」という思いから、ペットフード/ペットマナー検定の資格を取得しました。 ▼自信をもっておすすめできるキャットフードBest3 公式サイトを見てみると、「ロイヤルカナン 低分子プロテイン ドライ」のキャットフードは以下のような特徴を掲げています。 食物アレルギーによる皮膚疾患や消化器疾患の猫のために特別に作られた食事療法食。次の項目で、原材料と成分を詳しく見ていきましょう。 ※療法食は、獣医師の指導が必要となります。獣医さんの指示に従い、個体差や活動量に応じて与えましょう。 続いて、「ロイヤルカナン 低分子プロテイン ドライ」の原材料と成分を詳しくみてみましょう。 原材料:米、加水分解大豆タンパク(消化率90%以上)、動物性油脂、植物性繊維、加水分解レバー(鶏、七面鳥)、大豆油、ビートパルプ、魚油、フラクトオリゴ糖、ルリチシャオイル、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン)、ゼオライト、ミネラル類(Ca、K、Cl、P、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、イノシトール、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B6、B1、B2、葉酸、A、ビオチン、B12、D3)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル) 評価:Dランク アレルギーの猫ちゃんに配慮したフードというだけあって、アレルゲンになる危険性が高いトウモロコシや小麦といった穀類は一切不使用。 パントテン酸、イノシトール、ナイアシン、コリンなど皮膚のバリア機能を維持してくれる成分を配合しています。 また、「低分子ペプチド源」として、栄養価の高い大豆タンパクを使用。加水分解(たんぱく質をアミノ酸に分解)することで消化性を高めています。 しかし心配な点としては、完全肉食動物の猫にとって最も重要な栄養素である【動物性タンパク源】の割合が少ないところ。主原料に米を使用していますが、炭水化物は猫の体内で消化しにくいとされています。 成分表を見るとわかるとおり、タンパク質(24.9g)がかなり少なく、炭水化物(38.1g)の含有量がかなり多いことがわかります。 療法食としての特別な配合なのかもしれませんが、これでは猫が本来必要としている栄養素が十分に摂取できるのか疑問が残りますね。 また、繊維質のビートパルプや酸化防止剤の使用も気になるところ。以下、詳しく見ていきましょう。 添加物で気になるのは何と言ってもBHA、没食子酸プロピルなどの合成の強い酸化防止剤。特にBHAは発がん性があることがわかっています。 健康に影響を及ぼす量ではないことは「ロイヤルカナン」側でも説明がされていますが、毎日の食事で自然と体に堆積していくので、愛猫の体調に異変を感じた時は使用を避け、獣医師に相談しましょう。 “動物性油脂”という総称では、いったい何の動物の油脂なのか全くわかりません。あいまい表現は信用できませんよね。 また、動物性油脂は酸化が早いので、加工段階でほぼ必ず酸化防止剤が使われています。実際、BHA、没食子酸プロピルといった強い合成の酸化防止剤が使われているのは、動物性油脂に対してかもしれません。 最後に、食物繊維として使われているビートパルプですが、実際は砂糖大根の搾りカスのことで、食物繊維としての栄養価はほとんどないといわれています。 また、便を固める効果があるので、便秘気味の猫ちゃんは悪化してしまうかも。 それでは最後に、実際に「ロイヤルカナン 低分子プロテイン ドライ」を使った飼い主さんの口コミ評判をいくつか紹介します。 他のカリカリだと下痢をするので、病院から教えてもらって以来ずっとコレです。 開封しただけで猫が寄ってきました。当初の食い付きはまずまず。 このフードにしてから嘔吐が減り、フケも出なくなりましたが、あまり好んでは食べてくれません。(楽天市場より) 2匹の内の一匹が軟便の為、病院からお勧めされたフードですが、まったく食べず、 飼っている猫が食物アレルギーかもしれないので、獣医さんから療法食にロイヤルカナン低分子プロテインをいただき、経過を見守ることになりました。すると、それに変えた途端に嘔吐するようになってしまいました。(Yahoo知恵袋より) 食いつきに関しては猫によって大きく差が出るようです。「よく食べる」という猫ちゃんから、「最初は食べたけど飽きてしまった」、最初から「まったく食べない」という猫ちゃんまで差が激しいですね。 嘔吐・下痢・フケといったアレルギーに関連する症状が治まったという口コミがある一方、むしろ今まで大丈夫だった嘔吐・下痢の症状が出てしまったなど、まるで正反対な報告があるのも事実です。 オーガニックや無添加のフードも多く開発されているので、食いつきが悪かったり、症状が改善されないときは、猫ちゃんの身体の負担にならないような無添加フードを試してみてはいかがでしょうか。 (※ただし、療法食なので個人では安易に判断せず、改善の効果が見られるのなら獣医師の指示に従って使用を続けましょう。) 以上今回は、「ロイヤルカナン 低分子プロテイン ドライ」の原材料や成分、みんなの口コミや評判を紹介しました。 結果「ロイヤルカナン 低分子プロテイン ドライ」は、アレルゲンに配慮はしているものの、タンパク質<炭水化物で、肉食動物の猫の健康維持に関しては不安が残るキャットフードであることが分かりました。 また、少量だとしても強い合成の酸化防止剤が使われていることなどは、知識として覚えておいて損はないでしょう。 愛猫のアレルギーや体調に異変を感じたら迷わず獣医師に相談し、今後のアレルギー再発防止のためにも少しずつ無添加のフードに変えていくことをおすすめします。 そんなお悩みをお持ちの方には、以下のフードをおすすめします。 どれも「危険な添加物不使用」「グレインフリー」「お得な定期コースあり」です。「ロイヤルカナン 低分子プロテイン ドライ」とは?
[出典:http://www.royalcanin.co.jp/]3,450円(内容量2kg)※公式サイト参考 1kgあたりの価格 約1,725円/1kg 1日あたりのコスパ 約86円/日(1日50g換算) 原産国 フランス メイン食材 米 酸化防止剤・保存料 ×(BHA、没食子酸プロピル) 着色料 ◎(不使用) 穀物 △(米) ロイヤルカナン 低分子プロテイン ドライの原材料と成分
(【好ましくない原材料】は赤文字で記載)
[出典:http://www.royalcanin.co.jp/]強い化学合成の酸化防止剤
動物性油脂について
ビートパルプの使用
ロイヤルカナン 低分子プロテイン ドライの口コミ評判
美味しくないとドクターが言っていましたが、よく食べてくれます。(楽天市場より)
アレルゲンが特定できない過敏症の猫ですが、1ヶ月ほどで少し目やにや咳が減ったと感じました。
2ヶ月近く経ち、若干味に飽きてしまったようですが、ほかのフードを混ぜつつ与えています。(Amazonより)
きれいなうんちをしている方が食べたら、下痢きみに。。。
無駄になりました。(Amazonより)まとめ
おすすめフード5選 ●モグニャンキャットフード
●カナガンキャットフード チキン
●カナガンキャットフード サーモン
●ジャガーキャットフード
●GRANDS(チキン&サーモン全年齢用)アビシニアン アメリカンショートヘア アメリカンカール エキゾチックショートヘア サイベリアン シャルトリュー シンガプーラ スコティッシュフォールド スフィンクス ソマリ ノルウェージャンフォレストキャット ブリティッシュショートヘア ペルシャ猫 ベンガル猫 マンチカン メインクーン ラグドール ロシアンブルー