ペットとして飼われる猫の中でも、最大級と言われる大きさの【メインクーン】。その大きさはいったいどの程度なのか、子猫と成猫の違いは?オスとメスの違いは?
今回は、メインクーンの大きさを異種の猫や、性別・年齢ごとに比較してご紹介したいと思います。
- 一般的な成猫とメインクーンの成猫の大きさ比較
- メインクーンの子猫と成猫の大きさの比較
- メインクーンのオスとメスの大きさの比較
- 成長しない時が要注意
それでは、順番に見ていきましょう。
1.一般的な成猫とメインクーンの成猫の大きさ比較
まず最初に、異種の成猫とメインクーンの成猫の大きさを比べてみましょう。
以下、純血種として大人気の「ロシアンブルー」の成猫ちゃんを例にしてみます。
ロシアンブルー | メインクーン | |
---|---|---|
平均体長 | 60cm前後 | 100 cm (1m) 前後 |
平均体重 | 3 ~ 5 kg | 4 ~ 9kg |
他の成猫に比べて、メインクーンの成猫は約2倍の大きさ。体長も体重も約2倍ほどの差が出ます。
一般的な猫が生後12カ月(1年)で成猫になるのに対し、メインクーンは成長期が3~5年と続きます。
生後12か月の時のメインクーンの体重は5kg程度で、一般的な成猫と同じくらいではありますが、骨格ががっちりして、毛も長くなってくるので、見た目は他の猫よりかなり大きく見えるでしょう。
2.メインクーンの子猫と成猫の大きさの比較
子猫(生後3ヵ月) | 成猫 | |
---|---|---|
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平均体長 | 30 cm前後 | 100 cm (1m) 前後 |
平均体重 | 2 ~ 3kg | 4 ~ 10kg |
メインクーンは生まれて3ヵ月くらいまでは一般的な子猫とそこまで差はなく、4ヶ月目くらいから急激に成長が始まります。
生後3ヵ月から比べると体長・体重ともに3倍以上にも成長することがわかります。
4ヶ月目以降から毛が伸び始め、手足も伸び始め、5,6カ月目で骨格がしっかりとしてすでに成猫らしい身体つきになります。
3.メインクーンのオスとメスの大きさの比較
オス(♂) | メス(♀) | |
---|---|---|
平均体長 | 100 cm (1m) 前後 | 100 cm (1m) 前後 |
平均体重 | 6 ~ 10 kg | 4 ~ 8 kg |
性格 | やんちゃ・甘えん坊・遊び好き | おとなしい・気まぐれ |
メインクーンの性別によって差が出るのは、体重と性格。オスはメスよりも一回り程度大きいイメージです。
一概には言えませんが、性格はオスの方が甘えん坊でやんちゃで犬のように遊び好き、メスはおとなしくて自立しているので飼いやすいと言われています。
4.成長しない時が要注意
猫によって個体差はありますが、メインクーンは体格・骨格がしっかりしている猫であり、あまりにも大きくならない場合は、栄養摂取などに問題がある可能性があります。
丈夫で健康な体をつくるためにも、体が大きく成長するメインクーンの場合は、一般の猫よりさらにたっぷりの栄養が必要となります。
- しっかり、体重に合わせたフードの量をあげていますか?
- 新鮮な肉や魚を主原料に使っていますか?
- 猫の成長に欠かせない高タンパクのフードをあげていますか?
- 穀類や添加物など猫の成長の負担になるフードを与えていませんか?
毎日食べるフードは、愛猫の成長に大きく影響しています。
まずは栄養たっぷりの良質なご飯に見直すことから始めてみましょう。
≪成長期のメインクーンにピッタリ!高タンパクのおすすめキャットフード≫
まとめ
以上、今回は、メインクーンの大きさを異種の猫や、性別・年齢ごとに比較してご紹介しました。
大きな体に成長するメインクーン。異種の成猫の約2倍、生後3ヵ月から約3倍、オスはメスよりさらに一回りほど大きくなるんですね。
肥満も心配ですが、メインクーンの場合は成長しないのも悩みの一つ。骨格や体格がなかなかしっかりしない、と心配の方は、日々の食事の見直しから行ってみましょう。
是非、メインクーンを飼う上での参考にしてみて下さい!