折れている耳が大きな特徴で、人気の猫種・スコティッシュフォールド。今回は、スコティッシュフォールドの大きさを性別・種類・年齢ごとに比較してご紹介したいと思います。
- 一般的なスコティッシュフォールドの成猫の大きさ
- スコティッシュフォールドの子猫と成猫の大きさの比較
- スコティッシュフォールドのオスとメスの大きさの比較
- 折れ耳と立ち耳のスコティッシュフォールドの大きさの比較
それでは、順番に見ていきましょう。
1.一般的なスコティッシュフォールドの成猫の大きさ
まず最初に、一般的なスコティッシュフォールドの成猫の平均体長と体重を見てみましょう。
スコティッシュ
フォールド |
|
---|---|
平均体長 | 60cm 前後 |
平均体重 | 3 ~ 6 kg |
スコティッシュフォールドの平均体長は成猫になると約60cmほどに成長します。大きさ自体は一般的な猫と同じくらいでしょう。
体型は小型~中型で、体重はそこまで重くはないものの、筋肉質なので抱きかかえるとしっかりとしたイメージです。
折れ耳のスコティッシュフォールドは、関節がとても柔らかく、床に直接腰を曲げて座る「スコ座り」ができます。
ただし、関節が柔らかく弱い上に、運動神経もあまり良い方ではないので、思わぬ怪我などには十分に気をつけましょう。
2.スコティッシュフォールドの子猫と成猫の大きさの比較
子猫(生後3ヵ月) | 成猫 | |
---|---|---|
見た目 | ![]() |
|
平均体長 | 30 cm | 60cm |
平均体重 | 1 ~ 1.2 kg | 3 ~ 6 kg |
[画像出典:http://marsa-smith.jugem.jp/?day=20100211]
体重・体格ともにしっかりと遊び回れる大きさで、成長期真っ只中の生後3ヶ月のスコティッシュフォールドと、1歳を過ぎた成猫のスコティッシュフォールドを比べてみました。
体長・体重共に、成猫になるまでに約2倍の大きさになることがわかりますね。
折れ耳になるのは生後10~20日くらいです。成猫になるにつれ、体つきがよりしっかりして筋肉質になっているのが、上の画像を見てもわかるでしょう。
3.スコティッシュフォールドのオスとメスの大きさの比較
オス(♂) | メス(♀) | |
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平均体長 | 60cm | 60cm |
平均体重 | 3 ~ 6kg | 2.5 ~ 5kg |
スコティッシュフォールドのオス・メスの違いは体重。オスの方がメスより一回り程度大きいくらいで、大きな差はありません。
オスの方が若干、頬がふっくらとして丸みのある顔です。オス猫の方がメスよりも肉付きが良いです。
4.折れ耳と立ち耳のスコティッシュフォールドの大きさの比較
折れ耳 | 立ち耳 | |
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見た目 | ![]() |
![]() |
平均体長 | 60cm | 60cm |
平均体重 | 3 ~ 6 kg | 3 ~ 6 kg |
[画像出典:http://marsa-smith.jugem.jp/?day=20100211]
スコティッシュフォールドの最大の特徴である折れ耳ですが、生後2~3週ほどで折れ始める猫もいれば、折れずに立ち耳のままの場合もあります。(※みんなが折れるわけではなく確立としては30%程度とされています。)
折れ耳と立ち耳のスコティッシュフォールド間の体型の違いはほとんどありません。
ただ、折れ耳のスコティッシュフォールドは関節が柔らかいですが、立ち耳の方は通常の猫と同じ関節の硬さなので、ちょっとした体勢や格好に違いは出てくるでしょう。
また、『スコティッシュフォールドがかかりやすい病気』の記事でも説明している通り、折れ耳のスコティッシュフォールドは遺伝的に病気になりやすいですが、その反面立ち耳のスコティッシュは、骨や関節・耳の病気のリスクは低くなります。
まとめ
以上、今回はスコティッシュフォールドの大きさを性別・種類・年齢ごとに比較してご紹介しました。
折れ耳が特徴のスコティッシュフォールドと言われていますが、折れ耳の確率はわずか30%ほど。立ち耳のスコティッシュフォールドもたくさんいます。
サイズや体重は一般的な猫と同じくらいですが、折れ耳の場合は、関節が柔らかいので、骨や関節の病気や怪我には十分に気をつけながら、お世話をしてあげましょう。
是非、スコティッシュフォールドを飼う上での参考にしてみて下さい!