短い足で胴長の猫版ダックスフンド「マンチカン」。今回は、マンチカンの大きさを性別・種類・年齢ごとに比較してご紹介したいと思います。
- 一般的なマンチカン(短足)の成猫の大きさ
- マンチカンの子猫と成猫の大きさの比較
- マンチカンのオスとメスの大きさの比較
- 短足のマンチカンと足長のマンチカンの大きさの比較
それでは、順番に見ていきましょう。
1.一般的なマンチカン(短足)の成猫の大きさ
まず最初に、一般的な短足のマンチカンの成猫の平均体長と体重を見てみましょう。
マンチカン | |
---|---|
平均体長 | 50 ~ 60cm |
平均体重 | 2.5 ~ 4.5 kg |
平均体高 | 16 ~ 20 cm |
足が短いマンチカンは、胴長に見えますが、体長は一般的な猫と同じくらいで、60cm前後まで大きくなります。短足のマンチカンの足の長さの平均は10cm。体高は成猫になっても16~20cm程度にしかなりません。
体重は2.5~4.5kgの小型タイプの猫です。肥満体型になってしまうと、足にかかる負担も増え関節の病気などにかかりやすくなるので、体型維持を心がけましょう。
2.マンチカンの子猫と成猫の大きさの比較
子猫(生後3ヵ月) | 成猫 | |
---|---|---|
見た目 | ||
平均体長 | 30 cm | 50 ~ 60cm |
平均体重 | 1 ~ 1.5 kg | 2.5 ~ 4.5 kg |
平均体高 | 13 ~ 18 cm | 16 ~ 20 cm |
体重・体格ともにしっかりと遊び回れる大きさで、成長期真っ只中の生後3ヶ月のマンチカンと、1歳を過ぎた成猫のマンチカン(短足)を比べてみました。
体長・体重共に、成猫になるまでに約2倍の大きさになることがわかりますね。
足は体型に応じて丈夫にはなるものの、体高は成猫になっても20cm以下にとどまります。
3.マンチカンのオスとメスの大きさの比較
オス(♂) | メス(♀) | |
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平均体長 | 50 ~ 60cm | 50 ~ 60cm |
平均体重 | 3~4.5kg | 2.5~3.5kg |
マンチカンのオス・メスの違いは体重。とはいっても、そんなに大きな違いはありません。オスの方がメスより若干(一回り程度)大きいくらい。
4.短足のマンチカンと足長のマンチカンの大きさの比較
足長のマンチカン | 短足のマンチカン | |
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見た目 | ![]() [出典:http://jmty.jp/aichi/pet-cat/article-u7ar] |
![]() |
平均体長 | 50 ~ 70cm | 50 ~ 60cm |
平均体重 | 3 ~ 5 kg | 2.5 ~ 4.5 kg |
平均体高 | 23 ~ 25 cm | 16 ~ 20 cm |
一言に「マンチカン」といっても、短足の猫ちゃんだけではありません。短足の猫ちゃん同士の子猫は病気や奇形の可能性が高いので、繁殖させる時は必ず、短足のマンチカンと、中足/長足のマンチカン、もしくはマンチカンと他種の雑種のミックスとなります。
つまり、短足のマンチカンが生まれる確率というのは意外と低いのです。そのため、足の短いマンチカンほど、ペットショップで手に入れるときなどは価格も高くなるのですね。
ちなみに、上の表をみてもわかる通り、足長のマンチカンは普通の猫ちゃんとほとんど変わらない体型。短足のマンチカンは体長・体重・体高すべてに置いて、一回りほど小さいサイズとなります。
短足のマンチカンの割合は、マンチカン全体のうちのたったの2~3割!
短足のマンチカンはマンチカン全体の2~3割。残りの7~8割のマンチカンは通常の猫ちゃんと同じ足の長さか、その中間の中足になります。
足が短くても長くても、種類はマンチカンとして認められており、血統書として扱われます。
短足のマンチカンは個性的で可愛いですが、足長のマンチカンは短足に比べて病気のリスクが少なく、上下運動も得意なのでキャットタワーなどで肥満対策もしやすく、短足・足長それぞれにいいところがありますよ。
まとめ
以上、マンチカンの大きさを性別・種類・年齢ごとに比較してご紹介しました。
マンチカン=短足のイメージがありますが、実際は短足のマンチカンは少なくて稀少なのですね。同じマンチカン同士の子猫でも、短足が生まれるか足長が生まれるかは、本当に誰にもわかりません。
短足のマンチカンが生まれたら、短い足が原因で病気や怪我をすることがないよう、食事に気を付けて肥満対策をしたり、低めのキャットタワーなどで怪我なく運動させてあげたりと、気を配ってあげましょう。
是非、マンチカンを飼う上での参考にしてみて下さい!